○ 実機レビュー (2010年 夏モデル)
   日本HP(ヒューレットパッカード) Pavilion HPE 290 jp

日本HP(ヒューレットパッカード) Pavilion HPE 290jp日本HP(ヒューレットパッカード)様より、2010年の夏モデルHP Pavilion Desktop PC HPE290 jpの貸出をして頂きました。

このモデルは「ファイナルファンタジーXIV(FFXIV)」の推奨モデルとして認定されたパソコンであり、FFXIV のβテスト参加券も付属されているモデルです。
「ゲーミングモデル」という訳ではないのですが、3D グラフィックのゲームのプレイが考慮された高性能型のモデルです。

さらに今回お借りした実機には、6コアの最強 CPU として話題の「Core i7 980X Extreme Edition」が搭載されていました。
最大で 12 の作業を同時に行えるという新世代 CPU で、そのぶんお値段もかなり高いのですが・・・ 各所から注目されています。
そこで性能検証は、「この6コア CPU がどの程度の性能を持っているのか」をメインにお伝えしたいと思います。

ただ、この Pavilion HPE 290jp というモデルは搭載できるビデオカードに(このクラスのモデルとしては)制限があるため、当方としては(ゲームのプレイを中心に考える場合)ややリーズナブルな構成の方がお勧めです。
やや安価な構成の方が一回り小さい本体である点も生きてきます。
(性能重視の構成にする場合は、ゲームより実務の方に向いているパソコンだと思います)
よって、その辺りの価格とパーツ構成のバランスについても解説したいと思います。

もちろん、FFXIV のベンチマークの結果などもお伝えいたします。


HP Directplus オンラインストア
 パソコンの概要と外観、内部構造

日本HP(ヒューレットパッカード) Pavilion HPE 290jpHP Pavilion HPE290jp」は HP さんのデスクトップパソコン Pavilion シリーズ の高性能型モデルです。
具体的には、現在もっとも性能が高い CPU である「Core i7 900 シリーズ」を使えるマザーボードが搭載されたモデルです。
最近はやや価格を抑えた新型の CPU 「Core i7 800 シリーズ」や「Core i5」などが主流になりつつあるのですが、最近になって Core i7 900 シリーズにも新型が登場し、性能重視のタイプとして再び注目されています。

HPE290jp は CPU に最高クラスのものを使用できますが、グラフィックカード(ビデオカード)は最上位クラスのものは使えません。
使用できるのは GeForce GTX 260 というモデルが最高で、レベル的には「中の上」といった所です。
しかしこれ以上のビデオカードは価格がかなり高いので、「一般的な価格で高性能を求める」というのを考えると、もっとも優れたビデオカードの1つと言えます。

外観は前面に光沢があるパネルが使われており、外周には赤いラインの縁取りがあります。
この赤いラインが外見のインパクトと言えますね。
HP さんのパソコンはデザインに関しては、他のメーカーと比べてもかなり「高級感」がある方だと言えます

また HP のパソコンの特徴として、本体のサイズが一回り小さいというのがあります。
一般のパソコンは横幅が約 20〜25 cm、縦幅が約 40〜45 cm、奥行きは約 50〜55 cm が一般的ですが、HPE290jp は横幅が約 18 cm、縦幅は 40 cm、奥行きは 43 cm ほどしかありません。
よって設置のしやすいパソコンと言えますね。

前面には計3つの USB ポートとカードリーダーの他に、「ポケットメディアドライブ」と呼ばれる内蔵できる外付け HDD (ハードディスク)の挿入口があります。

裏側には4つの USB 端子の他に、光デジタルオーディオ端子、ビデオカメラなどで使う IEEE 1394 端子、そして新型の外付け HDD 用の端子である eSATA が2つあります。
eSATA はないパソコンも多いのですが、2つも用意されているので、大容量の外付け HDD を使いたい人には便利でしょう。

内部と裏側の様子は以下のようになっています。

大きな特徴として、このパソコンはマザーボードが上下逆に取り付けられています
これは本体の設計に合わせたエアフロー(通気性)を確保すると同時に、本体を小さくまとめるための工夫のようです。
よって CPU やメモリは下側にあります。 側面の板も正面から見て左側が外れるのではなく、右側が外れます。

HDD(ハードディスクドライブ)は縦向きに入れるようになっていて、CPU やメモリに干渉しないようになっています。
普通のパソコンとはかなり異なる変わった構造ですが、この構造だからこそ一回り小さい本体が実現できていると言えますね。

ビデオカードの近くには拡張カードスロット(PCI Express スロット)が1つありますが、「ダブル地デジモデル」にした場合、ここに地デジチューナーが付くので空きはありません。
ただ、このクラスのパソコンで発注時に「地デジチューナー」を最初から付属出来るパソコンは多くありません
HP さんは地デジチューナーとテレビ/ビデオ視聴用のソフトウェアを自社開発していて、ケースに合わせた地デジチューナーを作っているため、このように最初から地デジを内蔵することが可能になっていると言えます。
なお、電源ユニットや CPU ファンも HP で発注されたオリジナルで、市販品ではありません。


今回お借りしたパソコンのパーツ構成は以下の様になっていました。

OS Windows 7 Home Premium 64bit 版
CPU Core i7 980X EE
メモリ DDR3 12GB (2GB×6)
ビデオカード GeForce GTX 260
HDD 2TB (1000GB×2) 
マザーボード X58 チップセット
電源 460W 電源

価格は約 27 万円の超高額構成! でも、そのうちの約 10 万円は超高性能 CPU 「Core i7 X980 EE」の分ですね。

CPU を一般レベルのものにすれば 20 万円以下になります。
それでも高額な構成と言えますが・・・ ケースや用途に合わせたもっと低額な構成にすることも可能です。
この辺りのパーツ構成と価格帯については後述いたします。


実機レビュー




































 性能の検証(HP Pavilion HPE290jp、及び Core i7 980X Extreme Edition)

HP Pavilion HPE290jp は「ファイナルファンタジーXIV(14)」(FFXIV)の「推奨モデル」として売り出されていることが大きな特徴です。
加えて今回お借りしたモデルには、現在最強の CPU 「Core i7 980X EE」が搭載されていました。
よって今回はその2点を中心に見ていきたいと思います。

まずはパソコンの性能を測定する一般的なソフト PCmark 05 の結果から。
他のパソコンの性能も比較対象として掲載しています。

HP Pavilion s5450jp
2010年 夏スリムモデル
ドスパラ Galleria HG
2009年 冬モデル
パソコン工房 GS9
2009年 夏モデル
HP Pavilion HPE 290jp
2010年 夏モデル
CPU Core i5 650
(3.2GHz、コア2つ)
Core i7 860
(2.8GHz、コア4つ)
Core i7 950
(3.06GHz、コア4つ)
Core i7 980X EE
(3.33GHz、コア6つ)
メモリ DDR3 4GB DDR3 4GB DDR3 6GB DDR3 12GB
VGA GeForce GT315 GeForce GTS 250 GeForce GTX 295 GeForce GTX 260

上記の測定の CPU Score (CPU の性能値)を比較グラフにしたものは以下になります。
(過去に測定した他の CPU の性能値も含めています)

Core i7 980X EE 3.3GHz x 6 11381
Core i7 950 3.2Ghz x 4 10536
Core i7 920 2.6GHz x 4 9304
Core i7 860 2.8GHz x 4 10130
Core i5 750 2.6GHz x 4 9460
Core i5 650 3.3GHz x 2 9026
Core i3 530 2.9GHz x 2 7820
Core 2 Quad Q9650 3.0GHz x 4 9528
Core 2 Duo E8400 3.0GHz x 2 7460

さすがに CPU の性能値(CPU Score)は、Core i7 980X EE が最高ですね。
上位の CPU である Core i7 950 よりも大きなスコアが出ています。

ただ、10 万円以上する超高額 CPU の割には、スコアの差は大きくありません・・・
これは、上記の測定に使用した PCmark 05 というソフトは、最大で4つの作業(同時4スレッド処理)しか行わないからです。
Core i7 980X という CPU は6つのコアを持っており、最大で 12 の作業を同時に行える事がウリの CPU なので、上記の測定では本領は発揮できません。


そこで、多数の処理を同時に行う測定が可能な、CINEBENCH というソフトで測定した結果も以下に表記します。
他の CPU の CINEBENCH でのスコアも合わせて表記しておきます。
(他の CPU のスコアは CINEBENCH 公式サイト、及びネット上で公開されている数値を一部参考にしています)


Core i7 980X EE 3.3GHz x 6 8.71
Core i7 960 3.2Ghz x 4 5.48
Core i7 920 2.6GHz x 4 4.75
Core i7 860 2.8GHz x 4 5.05
Core i5 750 2.6GHz x 4 3.60
Core i5 650 3.3GHz x 2 2.90
Core i3 530 2.9GHz x 2 2.45
Core 2 Quad Q9650 3.0GHz x 4 3.65
Core 2 Duo E8400 3.0GHz x 2 1.80
Phenom II X6 1090T 3.2GHz x 6 5.60
Phenom II X4 965 3.4GHz x 4 4.00

CINEBENCH というベンチマークソフト(性能測定ソフト)は、CPU のスレッド(同時処理数)を最大限に活用して計測します。
4つの処理を同時に行えるなら4つの、8つの処理を同時に行えるなら8つの作業を、同時に行い続けて測定する訳ですね。
この測定だと、さすがに 12 の処理が同時に行える Core i7 980X EE のパワーは圧倒的で、他を大きく引き離す性能をたたき出しています。

ただ、普通にパソコンを使う上で、12 の処理を同時に継続して行い続ける状況というのはまずありません。
よってこのベンチマークソフトは、同時に行える処理数が多い CPU に有利な測定だと思った方がいいでしょう。
実際の実用性能値は、CINEBENCH と PCmark 05 のスコア比の中間ぐらいだと思った方が良いと思います。

いずれにせよ、Core i7 980X EE が現在最強の CPU である事は間違いないですね。
Core i7 980X EE は「フラグシップモデル」と呼ばれる、メーカーが性能を誇示するために発売したものの1つで、そのためコストパフォーマンスが良いとは言えないのですが・・・
「6コア12スレッド処理」という新時代の CPU のパワーが実感できるのも確かです。


 性能の検証(HP Pavilion HPE290jp のゲーム/3D グラフィックの実用性能 )

HP Pavilion HPE290jp は「ファイナルファンタジーXIV(14)」(以下、FFXIV)の推奨モデルです。
では実際に FFXIV を始めとする 3D グラフィックのゲームがどの程度まで動くのか? その辺りの測定した結果が以下のものです。

比較対象として他のパソコンの測定結果も併記しています。
(HP Pavilion HPE290jp は一番右です)

※3D mark 06 はゲームではありませんが、世界標準と言える 3D グラフィック性能の測定ソフトです。
3D mark Vantage は最新の標準的な測定ソフトですが、スコアの差やブレが大きめに出るので目安程度にして下さい。

大航海時代 Online はノーマル測定です。 このソフトは 2D(平面)グラフィックの描画速度もスコアに影響する特徴があります。
どのベンチマークソフトも特に表記がない限り標準設定のままで測定を行っています。
目安として、大航海時代 Online は 300 以上で快適、FFXI は 4000 以上で快適、モンスターハンターは 3500 以上で快適、バイオハザードは 60 以上で快適です。

今回測定した HPE 290jp は、世界標準と言える 3Dmark 06 や 3Dmark Vantage での測定が出来ませんでした。
3Dmark 06 が動かなかったのは初めての経験で、こういう事例を聞いたこともありません。
それだけ Core i7 980X EE がまったく新しいタイプの CPU だという事ですね・・・

そして注目の FFXIV のベンチマーク(性能測定)の結果ですが・・・ 3200 というスコアが出ています。

FFXIV のベンチマークのスコアの目安は以下の様になっています。

  • 8000 以上 : 非常に快適に動作します。
  • 5500 〜 7999 : とても快適に動作します。
  • 4500 〜 5499 : 快適な動作が見込めます。
  • 3000 〜 4499 : やや快適で、標準的な動作が見込めます。
  • 2500 〜 2999 : 標準的な動作が見込めます。
  • 2000 〜 2499 : ゲームプレイは可能ですが、負荷によってはやや重くなります。
  • 1500 〜 1999 : ゲームプレイは可能ですが、全体的に重くなります。
  • 1500 未満 : 動作困難です。 必要な性能を満たしていません。

3200 と言う事は、「やや快適」の範囲内だと言えますね。
推奨パソコンなのに「やや」なのか、と思うかもしれませんが、FFXIV のベンチマークのスコアは将来を見越して設定されているようで、現在存在している市販のパソコンでは「とても快適」や「非常に快適」などの条件を満たすものはほとんど存在しません。
とりあえず、普通にゲームが楽しめるレベルと思って良いでしょう

ただ 3D グラフィックのゲームをプレイするという点から見ると、HPE290jp は決して高スペックとは言えません。
グラフィック機能(ビデオカード)の GeForce GTX 260 は「中の上」クラスの製品であり、ここがゲームに一番関係するポイントなので、ゲームでの性能も中クラスと言えます。
ただビデオカードは高性能なものほど高いので、GTX 260 なら価格も中程度で済みますけどね。

なお、FFXIV のベンチマークソフトは、以下の様な特徴を持っています。

  • グラフィック機能(ビデオカード、グラフィックカード)が最も重要
  • ただし CPU の影響もそれなりに大きい
  • GeForce シリーズとの技術提携があるが、現時点では RADEON シリーズの方がスコアが高くなる

3D グラフィックのゲームに必要な性能については、こちらのページで詳しく解説しています。

 HP Pavilion HP290jp のパーツ構成と価格

ここでは HP Pavilion HP290jp で選択可能なパーツ構成(BTO 構成)と、オススメのパーツ構成のアドバイスをしたいと思います。

今回お借りしたパソコンの構成は CPU に現在最高の Core i7 980X EE が使われていて、かつ「FFXIV 推奨パソコン」であった訳ですが・・・
この組み合わせはちょっとチグハグで、私的にはオススメ出来ません。

FFXIV を快適にプレイする事を優先する場合、ビデオカード(グラフィックカード)がもっとも重要です。
しかしこのパソコンで使用できる一番高性能なビデオカード「GeForce GTX 260」はレベルとしては中クラスで、それならそれなら CPU も中クラスのものにした方が、バランスが取れていて安あがりになります。

このパソコンで選択可能なパーツは以下の様になっています。

OS (Windows) ・Windows7 の 64bit 版のみ。
・Home Premium / Professional / Ultimate を選択。
※Home Premium だとメモリは 12GB まで。
CPU ・Core i7 930 (2.8GHz、4コア)
・Core i7 960 (3.2GHz、4コア)
・Core i7 980X Extreme Edition (3.3GHz、6コア)
※どれも今年公開された新型です。
ビデオカード、グラフィックカード ・GeForce GT320 (VRAM 1GB)
・GeForce GT230 (VRAM 1.5GB)
・RADEON HD 5570 (VRAM 1GB)
・RADEON HD 5770 (VRAM 1GB)
・GeForce GTX 260 (VRAM 1.8GB)
※FFXIV 推奨モデルは GeForce GTX 260 限定。
Memory メモリの種類は DDR3、PC3-10600(昨今の一般的なタイプ)
6GB、9GB、12GB、18GB、24GB を選択可能。
※どの組み合わせでもトリプルチャネルで使用可能。
HDD 500GB、1TB、1.5TB、2TB の HDD を2台まで内蔵可能。
RAID に対応可能。
その他 ・マザーボードのチップセットは X58
CD/DVD ドライブはブルーレイドライブに変更可能
・地デジチューナー搭載モデルあり
サウンドカードの増設可能

キャンペーンモデルの「ファイナルファンタジーXIV 冒険Ready PC」は CPUCore i7 960メモリ12GB(2GBメモリ6枚)です。
同キャンペーンの「緊急追加第2弾モデル」は CPU が Core i7 930 でメモリが 9GB(2GBメモリ3枚、1GBメモリ3枚)となっています。
FFXIV にメモリがどれぐらい関係するかは不明で、実際のところ 6GB ぐらいでも良いと思われますが、キャンペーンモデルはメモリを初期設定より減らすことは出来ません。
メモリは多いほど良いですけどね。

これらのキャンペーンモデルは HDD も 1TB と標準的なものが搭載されているため、これらの構成で私的にもオススメできます。
特に第2弾モデルは価格も 13万5千円 と高すぎず、このパソコンに合っている構成だと思います。
(メモリの組み合わせがやや変則的ですが、特に問題はないと思われます。 気になる人は 12GB にしてもいいかも)


今回の検証機に搭載されていた CPU の Core i7 980X は、性能は目を見張るものがありますが、価格が高すぎてコストパフォーマンスが悪いのでオススメは出来ません。
これを使うなら、もっと上位のビデオカードが選択出来るパソコンを選びたいというのもあります。
ただ HPE 290jp は一回り小さめの本体で最高クラスの CPU が使えるのが特徴なので、FFXIV の推奨パソコンではありますが、むしろ「ビジネス向け」「一般用途向け」のパソコンである気もします。
「ゲームはやらず、高い処理能力が必要な業務用 PC が欲しい」という人で、十分な予算のある人は Core i7 980X の搭載を考えてもいいでしょう。
(でも一般の業務用途だと Core i7 930 でも十分だとは思いますが)

なお、「地デジチューナー」を搭載したい場合は「ダブル地デジモデル」にする必要があります
この場合、FFXIV のβテスト参加券が付いた「推奨モデル」は選択出来ません。
しかし FFXIV 推奨モデル以外にした場合は、RADEON HD 5770 というビデオカードが選択出来ます。 そしてこの RADEON HD 5770 は、実は FFXIV ベンチマークでは GeForce GTX 260 より少し高いスコアを出しています・・・
テレビも見れるようになるので、あえてこちらを選んでみるのも良い手かもしれません。
地デジモデルで CPU に Core i7 930、メモリ 6GB、ビデオカード RADEON HD 5770、HDD 1TB だと、価格は約 15 万円になります。
キャンペーンモデルではありませんが・・・ 地味に一番オススメかも。



以上、HP Pavilion HPE 290 jp のレビューでした。

私的には先に述べたように、このパソコンはどちらかと言うと、業務や一般用途の方に向いていると思います。
ゲームをやるための高性能を追求すると、大型のビデオカードとそれを動かせる大型の電源が必要になるため、もっと大きなケースと強力な冷却を用意する必要があります。
ゲームに関する性能をそこまで追求しない場合は、このパソコンのような一回り小さめの本体でも OK で、業務処理に必要な CPU やメモリといった性能は、このパソコンは最高クラスのものを用意することが出来ます。

「FFXIV 推奨モデル」、つまりゲーム用途を含めてこのパソコンを考えると、やや安めの構成の方がオススメですね。
中クラスの CPU、中クラスのビデオカードを、大きすぎないサイズの本体に収めることが可能です。
本体がやや小さめな分、拡張性は低めですが、パソコンの上級者の方でない限り本体内部の拡張性は気にしないと思います。
このパソコンなら「低〜中価格の構成なのに、不必要に本体がデカい」という事にはならないので、それが利点となります。

今回ご紹介したのは HPE290jp ですが、CPU がやや安めな HPE280jp も良い選択ですね。
CPU が Core i7 でビデオカードが GeForce GTX 260 か RADEON HD 5770 なら ファイナルファンタージXIV の動作環境も満たせるはず。
自分の用途や予算に合わせて、モデルや構成を選択するようにしましょう。

(販売価格はキャンペーンや時期・構成などで変動します。 下記リンク先で確認して下さい)
(FFXIV 動作推奨モデル以外を選んだ場合の FFXIV の動作については保証しかねますのでご了承を・・・)


日本HP(ヒューレットパッカード) Pavilion HPE 290jp 日本HP Pavilion Desktop PC シリーズ
※すでに後継モデルが登場しているため、リンクは HP Pavilion シリーズのトップページに移動します。

・CPU は Core i7 900 シリーズ
・FFXIV 動作推奨認定モデルは GeForce GTX 260 搭載のみ
・構成の幅が広いカスタムモデル、ダブル地デジモデルあり
・Core i7 800 シリーズ / Core i5 搭載の HPE280 もあり
・AMD CPU で低価格構成の HPE 260 もあり

ページトップへ

PCハードウェア 初心者の館 へ 実機解説編のメニューページ へ