○ 実機レビュー (2012年 年末モデル、ハイブリッド型PC)
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パソコンの概要 |
今回扱う「STYLISTIC QH77/J(WQ2)」の「STYLISTIC」は、Windows 8 の発売に合わせて登場した富士通の新ブランドです。
ノートでもタブレットでも、当然デスクトップでもない新しいモデルなので、ブランド名も新しいものが用意されたようですね。
QH77 のタブレット側の外観 このパソコンはこちらが本体で、 キーボード側は付属という扱いです。 ただ Web サイトでは 「ノートブック」に分類されています。 |
キーボードからモニターを取り外して、それ単体でタブレットになるということは、パソコンの主要機能である CPU やメモリなどの各パーツは全てモニター側に入っている事になります。
つまり、内部スペース的には通常のタブレットと変わりません。
と言うことは、ノートパソコン以上に中身が狭いため、普通はそんなに性能を高められません。
性能の良いパーツほどサイズや発熱、消費電力などが大きくなるからです。
しかしこのパソコンはモニター着脱型であるにも関わらず、省電力型のモバイル用とは言え、Core i5 を搭載しています。
これは Windows タブレットとしては、現行の最高クラスの性能と言えます。
バッテリーはモニター側とキーボード側の双方に搭載されていて、そのため分離時のバッテリー駆動時間は約 4.8 時間ですが、ドッキング時の駆動時間は 10.7 時間に伸びます。
処理能力が高い分タブレットとしての駆動時間は短めですが、ドッキングしてノート PC として使う時の駆動時間は十分です。
着脱は電源を入れたままでも可能で、簡単に付けたり外したり出来るので、利便性はかなり良いですね。
今回試用した STYLISTIC QH77/J は量販店モデルであり、構成は以下のものに固定されています。OS | Windows 8 64bit 版 |
モニター | 11.6 型ワイド |
CPU | Core i5-3427U (Ivy-Bridge、1.8 GHz(最大 2.8 GHz)、2コア/4スレッド) |
メモリ | DDR3 PC-12800 (1600MHz) 4GB |
HDD | SSD 64 GB (Samsung SSD 830 シリーズ) |
マザーボード | QM77 チップセット |
通信 | 無線 LAN / 有線 LAN 対応、Bluetooth 対応 |
定価 | 164,800 円 (12月18日現在) |
ただ、データ容量が 64 GB だと Windows 8 本体やその他のソフトウェアによって、実際にユーザーが活用できる空き容量は 12 GB 程度になってしまいます。
これは正直言って少ないです。 書類などしか扱わないのであれば問題ありませんが、それではせっかくの高性能 Windows Tab としての機能も活かせません。
しかし富士通の通販サイト「WEB MART」から購入する場合、CPU や SSD(データ記録装置)を選択することが出来る「カスタムメイドモデル」を選ぶことが可能です。
この場合、モデル名は「STYLISTIC WQ2/J」になりますが、本体は同じであり、SSD は 128GB や 256 GB を選択できます。
128GB 以上なら空き容量も 70 GB 以上になるので、実際に購入を検討されている方には、カスタムメイドモデルで大容量 SSD を選択するのをお勧めします。
価格は Core i5 搭載、ステーション(キーボード)込みで、SSD 128 GB で 144,330 円、SSD 256 GBで 165,580 円です。
(Office なしの値段です。 Microsoft Office を追加する場合は +25000 円。 量販店モデルは Office 搭載です)
(12月19日現在、SSD 256 GB は入荷未定で、購入不可になっています)
なお、詳しくは性能検証のところで説明しますが、このパソコンの SSD には 2012 年の夏に登場した新型(Samsung SSD 830)が使われていました。
速度と信頼性に優れる SSD で、そのため動作はかなりキビキビしており、これはこのパソコンの利点と言って良いでしょう。
パソコンの外観 (STYLISTIC QH77、WQ2) |
ハイブリッド型ですから、なんと言ってもその外観と機能が最大の特徴になります。
まず、モニターとキーボードをドッキングした「ノートブックスタイル」の状態は、以下のような感じです。
黒枠のモニターにシルバーのキーボード。 キーが黒いので、ドッキング時にはツートンカラーになります。 |
メビウスのようなマークがあり、曲面処理されている天板。 Apple ぽいなぁと思ったのですが、実は狙ってるのかも? |
本体(キーボード)のカラーはダークシルバーのみ。 鉄板に黒いキーをあしらったような、かなりメタリックな外観です。
渋いというか、無骨というか、そんな雰囲気で、かなり男性的なデザインですね。
見た目の通り、かなりしっかりとした作りになっています。
タブレット側(モニター側)は、モニターの周囲は黒い縁取りで、いかにもタブレットらしい外観と色になっています。 裏面はメタリックなシルバー。
裏面のデザインはなかなかオシャレで、昔の iPhone の裏側のような、美しい曲面仕上げになっています。
曲面の方が持った時に手になじむので、タブレットは裏が曲面のものが多いですね。
キーの大きさは十分で、打ち辛さはありません。 ノート PC としてはしっかりした打鍵感があります。
このパソコンの場合、主要機能がモニター側にあるので、キーボードの内部スペースには余裕があるはずで、それがキーストローク(キーの深さ)に繋がっているのだと思われます。
主要機能がない割にキーボード側は相応に重いのですが(850g)、これは長時間駆動を実現するための大きなバッテリーを搭載しているからのようです。
それにキーボード側が「土台」なので、それなりに重くないとドッキング時に不安定になりますしね。
キーボード(ドッキングステーション)の側面は以下の様になっています。
左右に USB 端子が付いていて、有線の LAN ポートもキーボード側に存在します。
また、古いモニターに出力するための端子(D-Sub 15 Pin)も付属しています。
HDMI 端子はキーボードではなくモニター側(タブレット側)に存在します。
残念なのは、光学ドライブ(CD/DVD ドライブ)がないことでしょうか。
CD/DVD の読み込みには、外付けのものを用意する必要があります。
そして注目の、モニターをキーボードから取り外した「タブレットスタイル」の状態は以下のような感じです。
縦向きで持ってみた画面。 Windows 8 なら画面は自動的に回転します。 |
iPad との大きさ比較。 QH77 は 11.6 インチ、iPad は 9.7 インチです。 STYLISTIC QH77 はかなり縦長なのが解りますね。 横幅は大きく違いません。 |
タブレットですから、当然横向きでも縦向きでも使えます。
向きを感知するセンサーが内蔵されており、横にすれば自動的に横に、縦にすれば自動的に縦になります。
また、本体側面には画面回転の ON/OFF ボタンが付いているため、状況に合わせて回転を止めることも出来ます。
外枠には丸いボタンが付いていて、これはスマートフォンで言うところの「ホームボタン」です。 これを押すと Windows のトップ画面に戻ります。
Windows ではありますが、普通にタブレットやスマートフォンと同じような使用感でウェブの閲覧やメールのチェックなど、各種の作業が行えます。
右の画像は iPad (第三世代)との大きさ比較。 見てのようにかなり縦長(横長)ですね。
実際、使っていて「デカいなぁ、コレ」と思うのですが、そのおかげでウェブサイトはかなり見やすいです。
サイズは 302mm x 195mm 、厚さは 12.7mm 。 重さは 850g 。 モニターのサイズ(対角線の長さ)は 11.6 インチ。
タブレットとしては重めですが、厚さは性能を考えると驚くほど薄いです。
また、重めと言っても 1kg を切っているため、普通に手で持って使える重さです。
キーボードとモニターが一体化している「変形型」のハイブリットパソコンの場合、まだ 1kg を切る重さのものは(2012年12月時点で)存在しないため(平均して
1.5 Kg 前後)、タブレットとして使うにはかなり重いです。
しかしこのパソコンは着脱型であることもあり、タブレットとして普通に実用範囲だと言えます。
タブレット側(モニター側)の側面は以下の様になっています。
見てのように、ボタンや端子がすごく密集しています。
通常のタブレットに必要なボタンに加えて、ノートパソコンに必要な端子まで用意されているため、かなりの密集具合です。
そのぶん、必要なものは不足なくそろっていますね。
タブレット用としては音量調整ボタン、回転 ON/OFF ボタン、通信 ON/OFF ボタン(いわゆるマナー/機内モードボタン)。
パソコン用端子としては両側に USB、映像を出力する HDMI 端子、SD カードスロットが用意されています。
USB 端子の1つは高速にデータのやり取りができる青い「USB 3.0」です。
ただ回転の ON/OFF については、ソフトによって対応していなかったり、挙動がおかしくなる場合もあります。
これは本体側の問題ではなく、Windows 8 やソフト側の問題なので、Windows 側の対応を待つしかありませんね・・・
USB があるおかげで、このタブレット単体でも USB 接続のマウスやキーボードが使えます。
もちろん外付けの HDD や CD/DVD ドライブも使用可能。 また Bluetooth に対応したキーボードやマウスなども使えます。
見た目はタブレットですが、れっきとした Windows 機なので、当たり前ですが Windows パソコンとしての機能は完備されています。
もちろん Windows のソフトが動くので、使っていて「あぁ、もうこういう時代になったんだなぁ・・・」としみじみ思ってしまいますね。
Windows 8 の使い方と機能について |
2012年10月26日に発売された、まったく新しいメニュー画面(インターフェイス)を持つウィンドウズ「Windows 8」。
それは STYLISTIC QH77(WQ2) のようなノートパソコンとタブレットが融合したハイブリッド型 PC にとっては最適のインターフェイスなのですが、しかしこれまでと使い方が変わっているため、パソコンの買い換えを考えている方にとっては一番の懸念材料でもあります。
そこでここでは簡潔に、Windows 8 の簡単な概要と初心者向けの使い方の説明をしておきましょう。
すでに Windows 8 を使い慣れている方は、この項目は読み飛ばして下さい。
まず、パソコンを起動すると以下のようなメニュー画面になります。
Windows 8 のホーム画面。 通称「メトロ」(Metro)。 タッチパネルに最適化したメニューです。 商標権の問題のため、現在の公式の呼称は「Windows 8 スタイルメニュー」というものに変わっています。 |
これまでのウィンドウズとは似ても似つかない画面ですね。
スマートフォン(Windows Phone)で使用されていたインターフェイスを元にしており、よってこの画面はほぼ「タブレット向け」だと言えます。
ここでボタンを押すと、Win 8 専用のメール画面やストア画面(メトロスタイルアプリ、Windows ストアアプリ)を開けますが、これら Windows
8 用アプリには「閉じる」ボタンがありません。
これらを閉じてメニュー画面に戻るには、キーボードの Windows キーを押すか、タブレットについているホームボタン(丸い物理ボタン)を押します。
この辺りも、いかにもスマートフォンっぽい操作といえます。
タスクバーがないのでウィンドウの切り替えに困りますが、ウィンドウ一覧は画面左上にカーソルを持っていき、その後にカーソルを下に動かすと表示されます。
これは解りにくい操作なのでご注意下さい。
従来の Windows のように ALT キーを押しながら TAB キーを押すことでも切り替えられます。
そして、旧来の Windows のような「デスクトップ」の画面も用意されています。
メニューにある「デスクトップ」と書かれたボタンを押すか、マウスカーソルを画面の左上 / 左下の隅に移動させてクリックすることで変更できます。
デスクトップ画面の操作は、昔ながらの Windows と大差ありません。
しかし「スタートボタンがない」という点が異なります。
そのためコントロールパネルやエクスプローラの表示方法が解らず困る方も多いのですが、これらは画面左下の隅にカーソルを移動させ、そこで右クリックをすることで出てくるリストの中にあります。
また、画面の右上か右下にカーソルを移動させると、電源ボタンや通信ボタン、設定ボタンなどがあるメニュー画面が表示されます。
このメニュー画面はタブレットの場合、画面右端を左にスライドすることで現れます。
デスクトップ画面、及び従来のソフトウェアを「タブレット」の状態で動かす場合は、画面をタッチ(タップ)すると左クリックになります。
また、画面押しっぱなし(ホールド)すると四角い枠が現れ、その状態で指を離すと右クリックになります。
押しっぱなしで右クリックというのがやや使い辛いのですが、慣れればタブレットでも今までのソフトを使えるようになるでしょう。
ここまでが解れば、とりあえず従来の Windows が使えるのであれば、Windows 8 も使えるようになるはずです。
操作に違和感があると思いますが、しばらく使っていれば慣れるはずです。
ただし、マウスで使う場合は各動作に新しい動きが加わっているため(わざわざ画面の端までカーソルを動かさないといけないなど)、従来の Windows
よりも面倒になっている点があります。
よって Windows XP や Windows 7 のパソコンを使っている人は、無理に Windows 8 を導入する必要はないでしょう。
しかしこれから販売されるパソコンは Windows 8 が基本ですから、その時は新しい使い方に慣れる必要がありますね。
なお、Windows 8 には1つ大きな利点があります。 起動が非常に速いです。
スマートフォンの使い勝手を目指して開発されているため、Windows 7 よりもかなり速く、パソコンが高速起動に最適化されている場合は尚更です。
この STYLISTIC QH77(WQ2) の場合、高速な SSD が使われている事もあって、速いときは数秒でメニュー画面になります。
シャットダウンも高速で、この辺りは「さすが最新のウィンドウズだな」というのを感じますね。
性能の検証 (STYLISTIC QH77/J、Core i5-3427U、SSD) |
ここからはベンチマークソフト(性能測定ソフト)を使った、性能の検証結果を報告します。
このハイブリッド型 PC でどこまでの性能が出るのか・・・ かなり興味深いところだと思います。
使われている PC パーツを改めて説明すると・・・ まず CPU は Core i5-3427U が使われていています。
メモリは 4GB、グラフィックカード(ビデオカード)は当然ないので、グラフィック機能は CPU 内蔵のもの(Intel HD Graphics 4000)です。
一応、CPU 内蔵機能としては新型です。
データ記録装置は SSD が使われています。
以下は性能測定ソフト「PCmark 05」で各パーツの速度を計測した結果です。
STYLISTIC QH77(WQ2)は一番右で、比較として他のノートパソコンの結果も並べています。
東芝 Dynabook R632 / W1RF |
富士通 LIFEBOOK SH76/H |
富士通 STYLISTIC QH77/J |
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年度 | 2012年 夏モデル | 2012年 夏モデル | 2012年 年末モデル |
タイプ | ウルトラブック | 13インチ小型ノート | 11.6インチ ハイブリッド (実質タブレット) |
CPU | Core i5 3317U (1.7〜2.6GHz、コア2) |
Core i5 3210M (2.5〜3.1GHz、コア2) |
Core i5 3427U (1.8〜2.8GHz、コア2) |
メモリ | DDR3 4GB | DDR3 4GB | DDR3 4GB |
HDD | SSD 256 GB | SSD 128 GB | SSD 64 GB |
測定結果 | |||
CPU スコア | 7844 | 3799 | 7110 |
メモリスコア | 9314 | 4686 | 7871 |
グラフィックスコア | 5759 | 3939 | 1353 |
HDD/SSD スコア | 62655 | 17065 | 42035 |
(CINE BENCH11.5) | 2.41 | 1.19 | 1.87 |
CPU の処理速度は、さすが Core i5 だけあって、普通のノートパソコンに匹敵する性能を持っています。
表の一番左はウルトラブック(軽量薄型ノート)としては最上位クラスの性能を持つパソコンですが、STYLISTIC QH77(WQ2) はそのウルトラブックの上位型に匹敵する性能を、タブレットでありながら持っています。
無論、低価格なウルトラブックやノートパソコンと比べると、明らかに上位です。
ちなみにこのパソコンに使用されている CPU は「Ivy Bridge」という 2012 年の新型タイプで、省電力性能などに優れています。
HDD/SSD 測定ソフトの計測結果。 さすが最新型と言える速度です。 |
メモリのスコアも高い数値が出ていますが、特に注目したいのは HDD/SSD のスコア。
42000 という数値はかなりの高性能で、従来の SSD の数倍の速度です。
タブレットに使われている SSD としては、おそらく現時点で最速クラスでしょう。
調べてみたところ、このパソコンに使われている SSD は Samsung の「SSD 830」という製品のようで、今年の夏に出た新型です。
その速度と安定性には高い評価があり、パソコンのマニアの間でも注目されているもので、それがいち早く使用されていることは、動作速度にも大きく寄与しています。
冒頭でも述べましたが、とにかく「キビキビ」と動き、それは使っていて体感できるレベルですね。
一方、明らかに数値が低いのはグラフィックスコア。
ビデオカードが搭載されていないタブレットのパソコンですから、最初からグラフィック性能は期待できないのですが、それにしても低いスコアです。
このパソコンに使われている CPU 「Core i5-3427U」には内蔵型としては最新の「HD Graphics 4000」というグラフィック機能が搭載されていて、本来ならもっと高いスコアが出てもおかしくないはずです。
よって負荷や発熱を下げるため、あえてグラフィック機能の能力をセーブしているのだと思われます。
この点は、薄型軽量にしなければならないタブレットとしては、仕方がないかもしれません。
以下はグラフィック性能測定ソフト、及び各ゲームの動作速度測定の結果です。
東芝 Dynabook R632 / W1RF |
富士通 LIFEBOOK SH76/H |
富士通 STYLISTIC QH77/J |
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タイプ | 2012年 夏モデル ウルトラブック |
2012年 夏モデル 13インチ小型ノート |
2012年 年末モデル ハイブリッド型 |
CPU | Core i5 3317U | Core i5 3210M | Core i5 3427U |
内蔵グラフィック機能 | Intel HD Graphics 4000 | ||
3Dmark 06 | 5383 | 3402 | 2325 |
FFXI ベンチ High 測定 | 3809 | 3359 | 2789 |
大航海時代 Online 最高設定 | 447 | 418 | 344 |
モンスターハンター | 3219 | 2252 | 2291 |
内蔵グラフィック機能とは言え、新型であるためか「モンスターハンター フロンティア」のスコアは思ったほど低くありません。
一応プレイが可能なレベルではありますが、しかし全体的にスコアは低めですね。
ただ、3D グラフィックが使用されていないゲームやソフトなら問題なく動作しますし、中には Windows タブレットに最適化されたものも存在します。
以下の画像は戦略シミュレーションゲームの定番「シヴィライゼーション」の最新作、「Civilization V」(シヴィライゼーション5) を STYLISTIC QH77/J で動かしている様子です。
このゲームはタブレット用の操作が用意されていて、タッチパネルでも違和感なくゲームをプレイすることができ、画面の拡大縮小なども行えます。
3D グラフィックが使われた美しい画像のゲームですが、QH77(WQ2)で問題なく動作します。
まだこのような Windows タブレットに最適化されたソフトは少ないのですが、Windows 8 の登場によって今後増えて行くと思われます。
Windows の最新のゲームやソフトをタブレットで、ベットやソファーで寝転びながら楽しむことが出来る・・・ それは夢のような話ではないでしょうか。
ただ、若干気になるのは動作音。
動作音はノートパソコンとしては非常に少ないレベルですが、しかし「音がするタブレット」というのは普通ないため、やはり多少でも「フォーン」というファンの音が聞こえてくると気になってしまいます。
このファンの音はゲームなどの重いソフトウェアを動かしていると、どうしても発生します。
まあこの点は、見た目がタブレットとは言え、相応の性能の CPU を搭載している「Windows パソコン」である以上、仕方のないところでしょう。
・富士通 STYLISTIC QH77/J (WQ2/J)
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