CD DVD CD/DVD/Blu-rayドライブの性能説明


最終更新 2015年6月

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【 CD / DVD / Blu-ray ドライブ 性能解説 メニュー】

CD / DVD / Blu-ray ドライブってなに?
CD / DVD / Blu-ray の性能とは?
対応メディアの種類 コンボ、マルチ、スーパー、ハイパー 読み込み速度、書き込み速度
接続する USB の規格(外付けドライブ) その他(バッファ、耐久性、付属ソフト、独自機能)
内蔵型 CD / DVD / Blu-ray ドライブの取り付け
(ディスクへの書き込み方式について)

【 CD / DVD / Blu-ray ドライブってなに? 】

CDドライブ」とは、CD を読み込むためのパーツです。
DVDドライブ」は、もちろん DVD を読み込むためのものですね。
これらがないと CD や DVD が読み込めませんし、音楽 CD なども再生できません。

CD や DVD にはデータや音楽を書き込み出来るものもあり、これらは CD-RDVD-R などと呼ばれています。
ただ、最近は書き込み出来ることが当たり前になっているので、特にこれらの表記を行っていない場合もあります。
逆に書き込み出来ないドライブは「CD-ROM」や「DVD-ROM」と呼ばれます。
(この呼び方も最近はあまり使われず、単に「読み込み専用」と呼ぶ場合が多いです)

Blu-ray(ブルーレイ)」と言うのは、CD や DVD よりも記録容量の大きなディスクです。
その分、映像などを長時間、高品質で保存することが可能です。
一般的なデータや音楽を記録するのにブルーレイほどの大容量は必要ないので、主に映画などに使われています。
そのブルーレイを利用できる装置が「Blu-ray ドライブ」になります。
最近はブルーレイディスクを略して「BD」、よってブルーレイドライブを「BD ドライブ」と呼ぶこともあります。

こうした CD や DVD、BD などは「光ディスク」や「光学メディア」とも呼ばれるため、これらを読み込む装置を全部ひっくるめて「光学ドライブ」と呼ぶこともあります。

最近は CD しか読めないドライブは売られていないので、CD / DVD 用か、CD / DVD / Blu-ray 用のどちらかになります。
これに加えて、書き込み出来るか、読み込みのみかの違いがあります。


【 CD / DVD / Blu-ray ドライブの性能とは? 】

読み込み速度と書き込み速度が、ドライブの性能として注目される部分です。
速度や静音性、耐久性などの機械的な品質も気になるポイントですね。

対応メディアの種類

メディア」とは、CD や DVD の種類の事です。
CD や DVD にも、読み込むことしか出来ないもの、書き込みに対応したもの、何度も読み書き出来るものなど、いくつかの種類があります。
しかし書き込める DVD ディスクがあっても、ドライブが書き込みに対応していない場合、書き込みは出来ません。
より多くのメディアに対応している製品の方が性能は良いと言えますね。

CD や DVD、Blu-ray の種類にはどんなものがあるのか、以下でご紹介しましょう。

CD
CD-ROM
普通の CD のことを CD-ROM と言います。
これは市販の CD ドライブで書き込みをすることは出来ません。
つまり、最初からデータなり音楽なりが記録されている再生専用 CD のことですね。
「CD-ROM ドライブ」と言えば、読み込み専用(書き込みには未対応)のドライブのことを指しす。
CD-R データを記録(書き込み)できる CD のことです。
記録データ量は 650MB700MB のものがあります。
一度記録すると、そのデータを消去する事は出来ません。
ただ、記録後にまだ空き容量があるなら、追加でデータを記録できます。
このような追加で記録できるシステムを「マルチセッション」と言います。
CD-RW データを何度も読み書きできる CD のことです。
記録データ量は 650MB700MB のものがあります。
データを自由に保存したり、取り出したり、消したり出来るので、読み書きに時間はかかりますが、ハードディスクの代わりとして使用することが出来ました。
ただ、現在は高速で手軽な「USB メモリ」に取って代わられています。
DVD
DVD-ROM
普通の DVD のことを DVD-ROM と言います。
これは CD-ROM と同じく、市販のドライブでは書き込みできません
最初から音楽や映像が記録されていて、再生のみをする DVD ですね。
「DVD-ROM ドライブ」と言えば、DVD を再生のみ出来るドライブのことです。
DVD-R
DVD+R
DVD±R
データを記録(書き込み)できる DVD のことです。
記録データ量は 4.7GB(4700MB)で、CD の6倍以上です。
DVD-R には -R と +R の2種類があり、-R は東芝、+R はソニーや松下が開発した技術なのですが、どちらも「DVD に書き込みする技術」という点は変わりません。
以前は双方に互換性が無く、不便があったのですが、現在は両方使える「±R」のドライブが一般的です。
DVD-RW
DVD+RW
DVD±RW
データを何度も読み書きできる DVD のことです。
記録データ量は 4.7GB(4700MB)です。
保存したデータを移動したり、削除したりできるので、読み書きに時間はかかりますが、ハードディスクの代わりとして使う事も出来ました。
現在は CD-RW と同じく、「USB メモリ」に取って代わられています。
-RW と +RW の2種類がありますが、今は両方使える「±RW」が一般的です。
DVD-RAM 表と裏、両面にデータを記録することが出来る DVD です。(片面しか使えないディスクもあります)
DVD±RW のようにデータの読み書き、書き込んだデータの移動・削除に対応しています。
初期型は片面 2.6GB、両面 5.2GB だったのですが、改良され片面 4.7GB、両面 9.4GB になりました。
ただ、裏面に記録する場合、ディスクを裏返す必要があります。
ディスクがケースに覆われていて耐久性が高く、信頼性も良いのですが、値段が高く、速度も遅いです。
主に企業で使われています。
DVD-RDL
DVD+RDL
記録面が2層構造になっていて、通常の2倍のデータが書き込める DVD-R です。
記録データ量は 8.5G(8500MB)ですが、書き込んだデータの削除はできません。
また、普通の1層構造のものよりも、書き込み・読み込み速度は遅くなります。
開発メーカーの方針の違いにより、+RDL の方が多くの PC 用 DVD ドライブに対応しています。
-RDL は家庭用 DVD プレイヤーへの対応が広めです。 ただ、今は双方に目立った違いはありません。
BD
BD-ROM
新しい光学ディスク「ブルーレイディスクBlu-rayBD)」です。
記録データ量は 25G(25000MB)で、2層構造のものなら 50G の大容量を記録することが可能です。
デジタル放送やハイビジョン放送などの高画質・高音質に対応し、不正コピー防止や著作権保護機能の追加など、さまざまな技術が盛り込まれています。
「BD-ROM ドライブ」は、ブルーレイの再生のみが出来る(書き込み出来ない)ドライブのことです。
BD-R データを記録(書き込み)できるブルーレイのことです。
記録データ量は 25GB(25000MB)です。
書き込んだデータの削除は出来ませんが、空きがあるなら追加で記録できます。
ビデオカメラで撮影した映像の保存などに広く使われています。
BD-R DL 記録面が2層構造になっていて、通常の2倍のデータが書き込める BD-R です。
記録データ量は 50GB(50000MB)ですが、書き込んだデータの削除はできません。
ブルーレイは早いうちに2層のものが登場していたため、BD-R ドライブの多くが DL にも対応しています。
BD-R XL ブルーレイディスクは将来的に8層まで拡大することが出来ると言われています。
そして3層構造や4層構造になっているブルーレイディスクを BD-R XL と言います。
記録データ量は3層なら 100GB、4層なら 128GB です。 書き込んだデータの削除はできません。
登場は 2010 年ですが、当初は価格が高く、普及し始めたのは 2014 年に入ってからです。
BD-RE
BD-RE DL
データの読み書きだけでなく、データの書き換え・移動なども可能なブルーレイディスクのことです。
つまり CD-RW や DVD-RW のブルーレイ版です。
BD-R DL の RE、つまり2層構造のブルーレイのデータ書き換えに対応している製品もあります。
データ記録量は BD-RE なら 25GB、BD-RE DL なら 50GB です。
主にテレビ番組の録画などに使われることが多いです。
BD-R LTH 安く生産できるブルーレイディスクです。 ただし対応しているドライブでないと使用できません。
性能的には大差ありませんが、経年劣化があり、耐久性に劣ると言われています。
期待されていたコストダウンもそれほどではなかったため、今はほとんど生産されていません。
HD-DVD ブルーレイを開発していたのはソニー・フィリップス・松下(パナソニック)です。
それに対抗し、東芝と NEC が開発していたのがこの規格です。
記録量は 15GB で、こちらも多層構造が可能、ブルーレイより性能に劣りますが、こちらの方が低コスト・低価格になる予定でした。
しかしブルーレイディスクの普及によって HD-DVD は支持を得られず、2008年に解散しています。
M-Disc これはメディアの種類ではなく、耐久性を高めた DVD や Blu-ray ディスクのことです。
公称で「1000年持つ」と言われており、劣化しない素材と厚い保護層で記録部分が守られています。
読み込みは普通のドライブで行えますが、書き込みは M-Disc に対応したドライブでなければ行えません。
2013 年から普及し始めた技術ですが、価格が高く、まだ一般的とは言えません。

以前は -R と +R、-RW と +RW のように、互換性のない組み合わせがあって、「DVD-R 買ってきたけど、うちのドライブは DVD+R だったから使えない!」みたいなこともあったのですが、最近はそういうことはなくなっています。

ただ、DVD-RAM や DVD±RDL のような、あまり一般的でないものは対応してないこともあるので、念のためパソコンのドライブやビデオカメラ、ビデオデッキなどがどれに対応しているか確認してから、記録メディアを買いに行きましょう。

なお、記録できるデータ量は、表記されている数値よりも若干少なめになります
例えば 4.7GB のDVDには、実際には 4488MB しかデータを保存できません。
さらにデータを記録する際には、そのための準備・整理用のデータも一緒に記録されるので、その分も必要になります。
ある程度、余裕のある量のデータを記録するようにしましょう。



コンボ、マルチ、スーパー、ハイパー

なにやらゲームのパワーアップか、必殺技のようですが・・・
これらは CD / DVD ドライブや Blu-ray ドライブが、どのメディアに対応しているかを説明する俗称です。
俗称と言っても、メーカーの製品紹介にも使われている一般的な呼称です。

DVD スーパーマルチドライブ」は、DVD±R/DVD±RW/DVD-RAM に対応したものです。
DVD±R/RW/RAM」と表記される事も多いです。
現在の一般的な(書き込み可能な)DVD ドライブです。

DVD ハイパーマルチドライブ」は、上記に加えて、2層構造の DVD±RDL にも対応したものです。
こちらは 「DVD±R/RW/RAM/RDL」になります。
ただ、DVD-RAM に対応していなくても「ハイパー」と呼ぶこともあるので注意して下さい。

コンボドライブ」は、時代によって意味が変わっているのですが・・・
現在は「BD-ROM + DVD スーパー(ハイパー)マルチ」という場合が多いです。
つまり、DVD は書き込み可能、ブルーレイは読み込みのみ対応、というドライブですね。

書き込み可能なブルーレイドライブは、CD / DVD の書き込みにも対応しているのが普通ですから、単に「ブルーレイドライブ」と呼ばれ、コンボドライブとは普通言いません。

なお、昔は -R と +R、-RW と +RW の双方に対応しているドライブを「マルチドライブ」と呼んでいました。
しかし今はその両方に対応しているのが普通なので、それを特に区別して呼称することはありません。


読み込み速度、書き込み速度

読み込みや書き込みを、どれぐらいの速度で行えるかを表した数値です。
読み込みを「リード」、書き込みを「ライト」と表現している場合もあります。

以前は「8x 4x 32x」といった表記になっていて、「書き込み速度、書き換え速度、読み込み速度」を表していました。
ここで書いてある「x」は数値を掛け算するものではなく、「○倍速」という意味です。
つまり上記の場合、書き込み8倍速、書き換え4倍速、読み込み 32 倍速で動作する、ということですね。
この数値が高いほど高速な読み書きが出来ます。

ただ、現在はスーパーマルチドライブ(DVD±R/RW/RAM)のような、多くのメディアに対応したドライブが一般的です。
メディアごとに書き込み・読み込み速度が異なるため、以前のような一括表記は出来なくなりました。

よって、「ブルーレイ読み込み6倍速、DVD の読み書き8倍速」みたいに、重要な部分だけ普通に文章で書いているか、全く表記されてなくて仕様書にのみ書かれているかになっています。
それほど速度が重要視される時代ではなくなっている、というのもありますね。

なお、ブルーレイでデータを読み書きする速度は、CD や DVD の約 3.3 倍になります。
つまり、ブルーレイの2倍速(x2)は、CD や DVD の6倍速(x6)以上に相当します。

各メディアの速度を早い順に並べると、一般的に以下の様になります。
(製品によって一部異なる場合もあります)

読み込みの速さ(左のものほど早い)
 CD > ブルーレイ > DVD
 CD の中では、CD-ROM = CD-R > CD-RW
 ブルーレイ の中では、BD-ROM = BD-R = BD-RE > BD-R XL = BD-RE XL
 DVD の中では、DVD-ROM = DVD±R > DVD±RW > DVD±RDL > DVD-RAM

書き込みの速さ(左のものほど早い)
 CD > ブルーレイ > DVD
 CD の中では、CD-R > CD-RW
 ブルーレイ の中では、BD-R > BD-R DL > BD-R XL > BD-RE > BD-RE DL > BD-RE XL
 DVD の中では、DVD+R > DVD-R > DVD+RW > DVD-RW > DVD-RAM > DVD±RDL


接続する USB の規格(外付けドライブ)

以前は光学ドライブ(CD / DVD ドライブ)は、パソコンに標準装備されているものでした。
しかし近年は薄型で軽量のノートパソコンが流行しており、タブレット PC なども登場しています。

これらは本体があまりに薄いため、物理的に光学ドライブを内蔵できません。
よって外付けの光学ドライブを使用しなければならないケースが増えています。

外付けの光学ドライブで重要になるのは、接続するのに使う USB の規格と対応
USB には一般的な USB 2.0 と、高速なデータ転送を行える USB 3.0 があります。
パソコンに USB 3.0(端子の色が青)が付いているなら、USB 3.0 対応のドライブを購入し、USB 3.0 のコードで繋げることで、より早いデータの読み書きを行うことが出来ます。

さらに、「USB バスパワーでの駆動」が出来るかもポイントです。
USB は電気も送ることができ、これを USB バスパワーと言います。
しかし送れる電気は多くないため、一般的な光学ドライブはそれでは動きません。
別途、電源コードを繋げる必要があります。

しかし最近は低消費電力でも動かせる光学ドライブが登場しており、USB バスパワーで動くものも増えています
これだと USB に繋げるだけで電気も供給されるので、ラクに扱うことが出来ますね。
パソコン側のバッテリーを使わないようにするため、コンセント(ACアダプタ)と USB の双方の給電に対応したタイプもあります。

大きめのノートパソコンなら、今でも光学ドライブは標準装備されています。
しかし私の経験上、ノートパソコンに標準装備された光学ドライブは耐久性に難があり、不良品率や故障率が非常に高い印象があります。
ものにもよりますが、ペラペラでシンプルな構造のものはすぐ動作不良を起こすので、ノートパソコンでインストールのトラブルが起こっている人は、市販の外付けドライブを買った方が無難だと思います。


その他(バッファ、耐久性、付属ソフト、独自機能)

以下は CD / DVD / Blu-ray ドライブの性能と言うより、製品ごとの特徴の話になるのですが・・・
よく性能説明に書かれている語句と、注意しておきたい点を解説しておきます。

まず「バッファ」。 これはドライブがデータを書き込む際に、そのデータを一時的に保管しておく場所です。
ディスクへの書き込みは、一定の速度で継続して行われます。
途中でデータが途切れるとエラーになるため、まずバッファにデータを蓄え、それを少しずつ取り出して書き込みながら、バッファにデータを補充していきます。
しかしパソコンが別の作業で忙しくなるなどして、バッファへのデータの補充が長時間滞り、バッファが空になってしまうと、データがないのに書き込みが行われてしまいます。
これを「バッファアンダーラン」と言い、書き込みエラーの原因になります。

最近の光学ドライブには「BURN-Proof」や「JustLink」といったエラー防止機能(バッファアンダーラン防止機能)が付いているため、あまり心配する必要はないのですが、書き込み中にヘタにパソコンをいじるとエラーの原因になるのは知っておきましょう
書き込みソフトの中には、用意しておくバッファサイズを設定できるものもあります。
エラーが心配な方や、大サイズで高画質の映像を書き込んだりする時は、バッファを多めにした方が良いですね。


次に「耐久性」。 光学ドライブはディスクを高速で回転させるものなので、壊れやすいパーツです。
また、ディスクの情報を内部にある「光学レンズ」で読み取るのですが、何度も使っているうちにこのレンズが汚れてくる事があります。

最近の光学ドライブは耐久性も高くなっているのですが、安いものは安いなりだと思った方が良いでしょう。
長く使いたいなら、信頼性のある大手メーカーのものを選びたいですね
前述した通り、ノートパソコンに標準で付いている光学ドライブは作りがモロいものが多いので注意して下さい。

レンズの汚れについては、市販されている「レンズクリーナー」を使うことで掃除できます
普段は気にする必要はありませんが、映像の再生不良や音楽 CD の音飛び、ディスクの認識エラーなどが起こる人は、試してみても良いかもしれません。
ブルーレイ用と CD/DVD 用、両用があるので、対応したものを使いましょう。

なお、CD-R や DVD-R などの書き込み可能な CD / DVD は、紫外線に弱い欠点があります。
ブルーレイディスクは(LTH 以外は)大丈夫ですが、表面のプラスチックが歪んだりもするので、種類に関わらず直射日光が当たる場所にはディスクは置かないようにしましょう。


そして「付属ソフト」。
多くの市販の光学ドライブには、DVD や Blu-ray の再生ソフトや、書き込み用のソフトなどが付いています。
ドライブの性能と言うより、それぞれの製品の「おまけ」ですが、映像編集ソフトやファイル管理ソフトなど、便利なものが付いていることも多いです。

最後に、独自機能
市販の外付けの光学ドライブには、軽くて持ち運びしやすいとか、コードを収納できるなど、様々な特徴があります。
音楽再生時のノイズ除去機能や、スマホとの連係機能などが付いているものもあり、デザインも選択のポイントでしょうか。



【 内蔵型 CD / DVD / Blu-ray ドライブの取り付け 】

参考までに、簡単に内蔵型の光学ドライブの取り付けについて説明します。

光学ドライブは、HDD と同じ「SATA」(シリアルATA)によって接続します。

まずはケースの所定の場所(5インチベイ、ケースの上部)にネジ止めします。
その後、SATA のケーブルを、ドライブとマザーボードの SATA コネクタに繋げます。
また、電源ボックスに付いている SATA 用の電源ケーブルをドライブに差し込みます。

これだけです。 昔はもっと色々な作業が必要だったのですが・・・
Serial ATA になって簡単になりました。 ほぼ SATA と電源のコードを刺すだけですね。

古いマザーボードや光学ドライブの場合は、「IDE コネクタ」という部分に付けなければなりません。
まずジャンパー設定というものをしてから、ケーブルと電源を付けるのですが・・・
古い機器の話なので、ここでは説明しません。 繋げ方は こちら を参考にして下さい。

SATA は高速にデータ送受信できますが、CD や DVD ドライブはそこまで高速でなくても良いので、SATA 端子を節約するために、あえて IDE に DVD ドライブを繋げる人もいます。 (マザーボードに IDE コネクタがあればの話ですが)

実際にパソコンパーツを交換する場合は、
書籍などを買ってそれを見ながら行う事をお勧めします。


(おまけコメント)

CD-R や DVD-RW などを使ってディスクにデータの書きこみをする場合、書き込み用ソフトを使うのが一般的ですが、書き込み形式の選択をするように言われる場合があります。

しかし形式を選択するにも、その用語がわからないと意味不明なので、ここで少し説明しておきましょう。

ディスクアットワンスDAO
ディスクにデータを記録する場合、データの内容と、「リードイン」「リードアウト」というデータの開始と終了を表す部分が必要です。
「ディスクアットワンス」はその3つをまとめて書き込む方法で、通常の方式です。
これで書き込んだら、そのディスクはそれで完成です。
音楽 CD の場合、この方式でないと誤作動する場合があります。

トラックアットワンスTAO
後からそのディスクにデータを追加できる書き込み方式です。
データの内容だけ書き込み、書き込みを完了させるリードイン・リードアウトは後から書き込む方法です。
リードイン・リードアウトを書き込む事を「セッションクローズ」と言い、データの内容+リードイン+リードアウトの1つのまとまりを「セッション」と言います。
セッションクローズには 20MB ほど必要なので、出来るだけ書き込んでからクローズした方が容量の節約になりますが、セッションクローズしていないディスクは作成途中であり、普通のドライブやプレイヤーで読み込む事は出来ません。

・セッションアットワンスSAO
データを記録した後、すぐにセッションクローズしてしまう方式。
今はディスクの大容量化が進み、クローズせずに後日続きを書き込んで容量を節約するということはあまりないので、普通はこちらで構わないでしょう。
ディスクアットワンス(DAO)とは違い、クローズ後に残っている部分に新しいセッションを追加することができ、これを「マルチセッション」と言います。
古いドライブだとマルチセッションに対応していない場合があり、そのディスクを読めなくなったり、最初のセッションしか読めないこともあったのですが、今はそういうことはまずありません。

パケットライト
これは CD-RW や DVD±RW、DVD-RAM で使われているデータの書き換えが出来る方式の事です。
自由にデータの保存・移動・削除などが出来ます。


主な書き込み方式は、この4つです。
容量分のデータをまとめて書き込むのであればディスクアットワンス(DAO)で OK です。
少しずつデータをバックアップしたい時は、別の方式も利用してみましょう。

なお、「ファイナライズ」と言うのは書き込み方式ではなく、作成した CD や DVD の音楽や映像を、どの音楽プレイヤーや DVD プレイヤーでも再生できるようにする処理のことです。
CD や DVD は規格が乱立し、家電メーカーごとの違いもあるので、これを行わないと他社のプレイヤーでは読み込めない、という場合があります。
ブルーレイはそうした問題が起こらないように作られているので、ファイナライズは通常必要ありません。


ドスパラ:CD/DVDドライブリスト:最大手パーツショップで、商品レビューなどがあります
パソコン工房:内蔵CD/DVDドライブ一覧:老舗ショップで、商品リストが見やすいです
ツクモ電機:光学ドライブリスト:大手PCパーツ店で、品ぞろえは豊富です

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