○ 実機レビュー (2010年 秋モデル)
   ドスパラ Prime Galleria HX / XT (ガレリアHX/XT)

ドスパラ Prime Galleria HXドスパラ様より、ゲーミングモデル(ゲーム可能パソコン)Prime Galleria HXの貸出をして頂きました。
ドスパラのモデルは名前が同じでも、中身は最新パーツに随時差し替えられていて、よってこのモデルも半年前とは構成が大きく変わっています

また、この Galleria HX と Galleria XT は「ファイナルファンタジーXIV(FFXIV)」の推奨モデルとして認定されています。
※ Galleria FFXIV 推奨認定パソコンの1つは、特に表記がありませんが Galleria XT と同じ構成です。
この2つはビデオカードが違うだけなので、今回はこの2つをまとめた形でレビューをしたいと思います。

やや低価格な構成のモデルと言えますが、コストパフォーマンスに優れたパーツが使われているため、FFXIV を始めとする 3D グラフィックの最新ゲームが不足なく動く性能となっています。
FFXIV の推奨モデルは各社から発売されていますが、ドスパラのものがどう言った特徴を持つのか、その辺りを知る参考にして頂ければと思います。


 パソコンの概要と外観、内部構造

ドスパラ Prime Galleria HX今回取り上げている 「Prime Galleria」シリーズ はドスパラのゲーミングパソコンです。
Galleria HX は CPU に Core i7 870 という高性能で、かつ価格が高すぎないものが使用されていて、ビデオカード(グラフィックカード)にも GeForce GTX 460 という最新のコストパフォーマンス型のものが使われています。
価格は標準構成で約 11 万円と、ゲーミングモデルとしてはリーズナブルなパソコンと言えますね。

冒頭で述べたようにドスパラさんの Galleria シリーズは、同じモデルでも時期によって中身が変わっています。
以前(半年前)の Galleria HX は CPU が Core i7 860、ビデオカードGeForce GTX 260 だったのですが、新型 CPU の発売によって従来型の CPU の価格が下がったため、CPU は1ランク上のものになり、ビデオカードも最新で同クラスの GeForce GTX 460 に変更されました。
これにより、同名・同価格でも以前より性能が向上しています。
性能に関する詳細と、検証の結果については後述します。

本体の大きさは、幅は約 19 cm、高さは約 44 cm、奥行きは 51 cmで、このタイプのケースとしては標準的です。
デザインは前面の四方に面取りがあるのが特徴でしょうか。 やや鋭角的なデザインですね。
中央に柄のある光沢パネルが着いている以外は黒一色で、前面の下部にケースファンの通気口が付いているなど、設計自体は非常にオーソドックスだと言えます。
ケースは以前から使われているものと同様です。

また、最近の Gallria シリーズは、パソコンの基板となるマザーボードも変更されたようです。
以前はメーカー供給用の汎用低価格なマザーボード(MSI 社の PD55-SD50)が使われていたのですが、今回お借りしたモデルには市販されているマザーボード(ASRock 社の H55DE3)が使われていました。
このマザーボードの変更により、用意されている接続端子の種類なども変わっており、背部には USB が4つの他に、Power eSATA と言う新型の端子が2つ用意されています。
Power eSATA は電力供給が可能な eSATA(外付けの HDD 用の端子)で、対応機器はまだ少ないのですが、普通の USB 端子としても使える特徴があります。
このマザーボードには、パソコンの起動を速くする Instant Boot などの機能もあるようですね。

実機レビュー




































ドスパラ Prime Galleria HX 背面 ドスパラ Prime Galleria HX 前面
Power eSATA 端子は私も初めて見ました。
キャップが付いている端子はCPU内蔵グラフィック用です。
中央には柄のある光沢パネルとガレリアのロゴが。
USB は縦に2つ、中央にスイッチがありますね。

ビデオカメラなどに使われている IEEE 1394 端子はありませんが、オプションで「IEEE 1394 ボード」を選択することが可能で、それを付ければ追加できます。
キーボードやマウスを接続するための古い端子 PS/2 ポートは1つしかないので、まだ PS/2 ポートの機器を使っている人はご注意下さい。
ゲーミングモデルには関係ありませんが、CPU 内蔵のグラフィック機能を使う時の出力端子に HDMI も用意されているのは1つの特徴でしょうか。

内部の様子は以下のようになっています。

ドスパラ Prime Galleria HX 内部

オーソドックスなケースで、CD/DVD ドライブなどを入れる「5インチベイ」が4つ、その下に小型の HDD や SSD を装着する 2.5 インチベイがあり、前面下部には HDD ベイが用意されています。
HDD は横向き(コードの接続部が手前型)に入れるようになっている、近年一般化しているスタイルですね。

今回の検証機には、ビデオカードが装着可能な拡張スロット PCI Express x16 が2つありました。
これはマザーボードの H55DE3 が、ATI 社のビデオカード RADEON シリーズを2つ装着して処理速度をアップさせる技術「Cross Fire」に対応しているためです。
FFXIV は GeForce シリーズを発売している nVIDIA 社と提携があるため、FFXIV 推奨モデルであるこのパソコンで RADEON を選択することは出来ないのですが、Gallria シリーズの RADEON 搭載型ではビデオカードを2枚組で装着出来るようになっています。

PCI Express x16 スロットは、PCI Express x1 や x4、x8 などの一般の拡張カードも装着できるため、普通の拡張スロットとしても使う事が可能です。
他に(使用できないビデオカード直下のスロットを除いて)、普通の PCI スロットが2つPCI Express x1 スロットが用意されており、相応の拡張性を備えています。
ドスパラさんは注文時に市販の地デジチューナーカードを選択できるので、テレビも見れる状態にして発注することも出来ますね。

今回お借りしたパソコン「Galleria HX」のパーツ構成は以下の様になっていました。

OS Windows 7 Home Premium 32bit 版
CPU Core i7 870 (2.93GHz、4コア)
メモリ DDR3 4GB
ビデオカード GeForce GTX 460 (VRAM 1G)
HDD 1TB (製品名 SAMSUNG HD103SI
マザーボード H55 チップセット (製品名 ASRock H55DE3
電源 550W 電源 (製品名 Delta GPS-550AB A

本体価格は標準構成で約 11万円です。
HDD やマザーボードは時期によって別のものに変わる可能性もあるのでご注意下さい。

なお、もう1つのファイナルファンタジーXIV推奨認定モデルである「Galleria XT」は、以下の部分が変わります。

ビデオカード GeForce GTX 470 (VRAM 1.2 G)
電源 700W 電源

ビデオカードが1ランク上のものになって、それに合わせて電源も大容量のものに変わる、と言った形です。
これだと価格は約 13 万円になります。
この差がどのぐらいの影響を及ぼすのかは・・・ 次で解説します。


 性能の検証(ドスパラ Prime Galleria HX / XT)

ドスパラさんのパソコンは注文時に様々なパーツを選択することが出来ます。
ですから以下の性能の検証は、あくまで今回お借りした標準構成の Galleria HX / XT のものだと考えて下さい。

まずはパソコンの性能を測定する一般的なソフト PCmark 05 の結果を表記いたします。
(ただ、Galleria XT は1つ少し前のモデルの検証結果なので、CPU が1ランク下の Core i7 860 になっています。ご了承下さい)
他のパソコンの性能も比較対象として掲載しています。

DELL Alienware Aurora
2009年 秋モデル
ツクモ G-GEAR GA7J-B23
2010年 夏モデル
ドスパラ Galleria HX
2010年 秋モデル
ドスパラ Galleria XT
2010年 夏モデル
CPU Core i7 920
(3.2GHz、コア4つ)
Core i5 760
(2.8GHz、コア4つ)
Core i7 870
(2.8GHz、コア4つ)
Core i7 860
(2.8GHz、コア4つ)
メモリ DDR3 4GB DDR3 4GB DDR3 4GB DDR3 4GB
VGA GeForce GTX 260 GeForce GTS 250 GeForce GTX 460 GeForce GTX 470
価格 (旧モデル) 約9万円 約11万円 約13万円
DELL Alienware Aurora ツクモ G-GEAR GA7J-B23/S ドスパラ Galleria HX ドスパラ Galleria XT

CPU の性能(CPU Score)はやはり、廉価型の中では上位クラスとなる Core i7 870 が高いですね。
グラフィック(ビデオカード)のスコアは、当然のごとく GeForce GTX 470 が最上位となっています。
GeForce GTX 460 は GeForce GTX 260 の同クラスの新型なのですが、やはり新型である分、スコアは明らかに GTX 260 より高めです。

ただ、この測定で使った PCmark 05 というソフトは同時に4つの処理までしか行われません。
そこで多数の処理を同時に行う測定が可能な CINEBENCH というソフトで測定した結果も以下に表記いたします。
実際の用途での性能は、たくさんの処理を行う時もあれば、少ない処理しか行わない時もありますから、この2つの測定の中間あたりだと思えば良いでしょう。

以下の表は、緑色が PCmark 05 のスコア青色が CINEBENCH(R11.5)のスコアです。
(過去に測定した他の CPU の性能値も含めています)

Core i7 960 3.2Ghz x 4 (8) 5.48
Core i7 950 3.2Ghz x 4 (8) 10536
Core i7 920 2.6GHz x 4 (8) 9304
4.75

Core i7 870 2.9GHz x 4 (8) 10633
5.49

Core i7 860 2.8GHz x 4 (8) 10130
5.05

Core i5 760 2.8GHz x 4 9460
3.71

Core i5 650 3.3GHz x 2 (4) 9026
2.90

Core i3 530 2.9GHz x 2 (4) 7820
2.45

Core 2 Quad Q9650 3.0GHz x 4 9528
3.65

Core 2 Duo E8400 3.0GHz x 2 7460
1.80

※ x2 や x4 はコア数、(4)や(8)は同時に可能な処理数です。

2010年秋モデルの Galleria HX / XT に搭載される Core i7 870 は、なんと上位型の Core i7 960 を越える性能を持ちます!
かなりお得でコストパフォーマンスに優れた CPU だと言えますね。

なぜこうなるかは、やや難しい話になりますが・・・
Core i7 や Core i5 には CPU の発熱などに余裕がある時、CPU の性能を上げるターボブーストテクノロジーという機能が搭載されていて、その機能による上昇値が Core i7 870 の方が優れているからです。
Core i7 960 は通常は 3.2 GHz(133 x 24)で、ターボブーストで速度アップしても最大で 3.45 GHz(133x (24+2))までしか性能アップしません。
しかし Core i7 870 は基本速度は 2.93GHz(133 x 22)なのですが、ターボブーストによって最大で 3.6 GHz(133x (22+5))まで上がるのです。
Core i7 870 は 860 と比べ、負荷が少し高くてもターボブーストが効きやすくなっているため、その点も高スコアに繋がっているようです。

ターボブーストは「CPU に余裕がある時に性能を上げる」というものなので、状況によっては働かなかったり、上昇値が低かったりします。
ですから普段の使用で常に Core i7 870 の方が性能が良いとは言えないのですが、Core i7 870 が(2010年8月時点で)3万円程なのに対し、Core i7 960 は 6万円程するので、かなりお得な性能であることは間違いないですね。



続いて今回のパソコン「Galleria HX / XT」で、ゲームをやった時にどのぐらい快適に動くかを調べたものを表記します。
Galleria XT のスコアは1つ前のモデル(CPU が Core i7 860 だった時のもの)なのでご了承下さい。 Core i7 870 ならもう少しスコアが高くなると思います。
比較対象として他のパソコンの測定結果も併記しています。

ドスパラ Prime Galleria HX / XT ベンチマーク表

※3D mark 06 はゲームではありませんが、世界標準と言える 3D グラフィック性能の測定ソフトです。
3D mark Vantage は最新の標準的な測定ソフトですが、スコアの差やブレが大きめに出るので目安程度にして下さい。

大航海時代 Online はノーマル測定です。 このソフトは 2D(平面)グラフィックの描画速度もスコアに影響する特徴があります。
どのベンチマークソフトも特に表記がない限り標準設定のままで測定を行っています。
目安として、大航海時代 Online は 300 以上、FFXI は 4000 以上、モンスターハンターは 3500 以上、バイオハザード5は 60 以上で快適です。

さすが FFXIV 推奨認定モデル、FFXIV のベンチマークのスコアは非常に高いですね。
他のベンチマーク(性能測定)ソフトやゲームのテストでも高いスコアを出しています。

大航海時代 Online や FFXI などの古い 3D グラフィックのゲームは、このクラスのビデオカードだと影響が上限に達してしまうようで、ほぼ CPU の性能と相性のみが影響している形です。
逆にモンスターハンターやバイオハザード5などの新しい 3D グラフィックのゲームは、ビデオカードの性能差がダイレクトに出ていますね。
やはり GeForce GTX 200 シリーズより、GeForce GTX 400 シリーズの方が一回り性能が良いことが解ります。
価格も一回り高いので、コストパフォーマンスで考えるとそれほど大きな差はありませんけどね。

そして注目の FFXIV のベンチマーク(性能測定)の結果ですが・・・
GeForce GTX 460 の Galleria HX では 4560GeForce GTX 470 の Galleria XT では 5040 という高スコアが出ています。

ドスパラ Prime Galleria HX FFXIV ベンチマーク

FFXIV のベンチマークのスコアの目安は以下の様になっています。

  • 8000 以上 : 非常に快適に動作します。
  • 5500 〜 7999 : とても快適に動作します。
  • 4500 〜 5499 : 快適な動作が見込めます。
  • 3000 〜 4499 : やや快適で、標準的な動作が見込めます。
  • 2500 〜 2999 : 標準的な動作が見込めます。
  • 2000 〜 2499 : ゲームプレイは可能ですが、負荷によってはやや重くなります。
  • 1500 〜 1999 : ゲームプレイは可能ですが、全体的に重くなります。
  • 1500 未満 : 動作困難です。 必要な性能を満たしていません。

Galleria HX、XT、共に「快適に動作」の範囲内です。 かなり高いレベルと言えますね。
GeForce GTX 470 の Galleria XT だと HIGH(高画質設定)でも 3000 を越えるため、高画質でプレイする事も可能です。

FFXIV は最新のゲームではありますが、多くのパソコンで動作することを重視して、グラフィック技術は DirectX 9 というやや古めのものが使われています。
そのため最新のグラフィック技術に対応させることを重視した GeForce GTX 400 シリーズでは、その部分の性能は生かせないはずなのですが、FFXIV のベンチマークに関しては、明らかに GeForce GTX 200 より GTX 400 の方が性能差以上の高スコアを出しています

FFXIV は GeForce を開発している nVIDIA 社と技術提携していて、そのグラフィック技術に最適化した開発が行われているため、GeForce GTX 400 シリーズに合わせた調整が行われているのかもしれません。
(でもベンチマークだと、なぜか nVIDIA 社のライバルである ATI 社の RADEON シリーズの方が(現時点では)スコアが良かったりしますが)

ともかく予算さえあるなら、FFXIV のプレイを視野に入れる場合、やはり GeForce GTX 460 や 470、480 を搭載したパソコンの方が良いと言えますね。

3D グラフィックのゲームに必要な性能については、こちらのページで詳しく解説しています。


 ドスパラ Prime Galleria シリーズのパーツ構成と価格

最後に、ドスパラのガレリアシリーズで選択可能なパーツの種類と、パーツ構成のアドバイスをしたいと思います。

Galleria シリーズは、使用できる CPU と VGA(ビデオカード、グラフィックカード)の組み合わせで、モデルの名前が決められています。
例えば今回お借りした Galleria HX は CPU が Core i7 870、VGA が GeForce GTX 460 の組み合わせのモデルです。
Gelleria XT だと CPU は Core i7 870 で、VGA を GeForce GTX 470 にしたもの。 VGA を GeForce GTX 480 にすると Galleria XG になります。
どれも使われるケースやマザーボードは同じですが、電源ユニットがビデオカードの消費電力に合わせて出力の大きなものに変更されるため、それに合わせて一部のパーツの選択範囲が広がります。

ドスパラは BTO(注文者によるパーツ選択)を行っているパソコンショップとしては、パーツの選択肢はもっとも広いと言えます。
ここは母体が老舗パーツショップであるドスパラの大きな利点と言えるでしょう。
ガレリアシリーズで選択可能なパーツは以下の様になっています。

OS (Windows) ・Windows7 の 32bit / 64bit 版を選択可能
※32bit 版だと使用できるメモリは 3GB まで
※64bit でも Home Premium だとメモリは 12GB まで。
CPU モデルによって選択出来る CPU が決まっています。
基本的に、Core i5 の上位型か Core i7 の最新型から選択し、
Core i3 は下位モデルでしか選べません。
AMD 社の CPU のモデルも用意されています。
ビデオカード、グラフィックカード ほぼ全ての最新ビデオカードが用意されていますが、
電源ユニットの出力の問題があるため、
モデルごとに選択出来る範囲が決まっています。
RADEON シリーズにすることも可能です。
Memory メモリの種類は PC3-10600(DDR3-1333、昨今の一般的なタイプ)。
4GB、8GB、16GB が選択可能です。
HDD 500GB〜2TB の各種容量を選択可能。
特定メーカーの HDD や、SSD も選択可能です。
ハードディスクは3台まで選択でき、RAID の設定も可能です。
電源 700W クラスの高出力の場合、標準で 80PLUS 認証品になります。
80PLUS の BRONZE、SILVER、GOLD の高性能型を
任意に選択することも可能です。
その他 ・ケースを大型で通気重視の特殊なタイプにする事も可能
CD/DVD ドライブはブルーレイに変更可能
・ハードディスクの静音化や CPU 水冷化、ファンの変更なども可能です
サウンドカード、地デジチューナーカードも選択可能
・他に無線 LAN アダプタや IEEE1394 カード、USB 3.0 カードなどもあり

CPUビデオカードなどの基本パーツはさすがに充実しています。
ただ、モデルごとに選択出来るものと出来ないものがあるので注意して下さい。
例えば初期の電源が 550W のものになる GeForce GTS 250 や GeForce GTX 460 を使うモデル(Galleria HGGalleria HX など)は、消費電力の大きい GeForce GTX 470 以上のビデオカードは(電源ユニットを変えても)選べません。

Windows は 32bit 版が最初に選択されている場合が多いのですが、高性能なビデオカードを搭載するモデルは 32bit 版ではメモリ上限の問題が生じるため、64bit 版にすることをオススメします。
大型の特殊ケースや静音化、CPU の水冷化など、数多くのオプションに対応しているのがドスパラの良い点ですね。
ただこの辺は、それを導入する意味をよく理解している中級者以上向けと言えます。 CPU の水冷化は CPU ファンがなくなるので、騒音が下がる利点もありますけどね。
地デジチューナーを付けて対応したディスプレイ(HDCP対応型)を持っていればテレビも見れます。 サウンドカードなども選択可能です。

オススメ構成としては、やはり GeForce GTX 460 搭載で約11万円の Galleria HX か、GeForce GTX 470 搭載で約13万円の Gallria XT でしょう。
どちらも FFXIV 推奨認定モデルが存在します。
予算に余裕があり、性能を重視するなら GeForce GTX 480 搭載の Galleria XG でしょうか。
こちらは半年前の構成になりますが、こちらのページでレビューしています。

安く上げたいなら Core i5 モデルである Galleria SF を選び、CPU に新型の Core i5 760、ビデオカードに廉価型の GeForce GTS 250 を選ぶ手もあります。
これだと10万円を切る、約9万3千円の構成になります。
でもガレリアを選ぶなら、相応の性能を持ったものをオススメしたいですね。



以上、ドスパラ Galleria HX / XT のレビューでした。

ドスパラさんのパソコンはもう何度か見させて貰っているのですが、基本的にオーソドックスな構成である一方、毎回細かい点が変化しています。
この辺りはパーツショップであるため、新型パーツに柔軟に対応できるのが現れているのかもしれません。
以前のインタビューでも担当の方が、「性能の良い最新パーツにいち早く対応することがサービスだと考えている」と言われていました。

今回はファイナルファンタジー XIV の推奨モデルのレビューだったのですが、ドスパラさんはゲームメーカーとの関係が密接で、「推奨パソコンはゲームが動くまでサポートし続ける」というのをウリにしています。
よって「推奨パソコン」というものの購入を考えるのであれば、やはりここが本命なのかな、という気もしますね。
また、本文には書いていませんが、ドスパラのパソコンはマニュアルが全ページカラーで非常に綺麗、図解や写真も多くて詳細です。
この点はパーツショップでありながら、初心者向けのメーカーになっていると言えます。

割と万人向けであることが、ドスパラがゲーム向けPCのシェアでトップを維持し続けている理由なのかもしれません。

(販売価格はキャンペーンや時期・構成などで変動します。 下記リンク先で確認して下さい)

ドスパラ Prime Galleria HX ドスパラ Prime Galleria HX / XT (ガレリアシリーズ)
※ドスパラの各モデルはパーツの入荷状況によって一時的に販売停止になる場合があります。
 よって上記のリンクは Galleria シリーズのトップページに移動します。


・ドスパラの「ゲーミングモデル」のパソコンです
・CPU とビデオカードの組み合わせによる各種モデルが存在
・時期によって HDD やマザーボードの種類が変わる場合があります
・選択パーツの種類も在庫や入荷状況により変化する場合があります
・同モデルでも新型パーツの登場などにより構成が変わる事があります

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