○ 実機レビュー (2015年 夏モデル、ゲーミングパソコン)
 FRONTIER FR GX シリーズ(マイクロタワーモデル、FRGXH818)

2015年 春モデルの FRONTIER のゲーミングパソコン「FRGX H818」の貸し出しをして頂いたので、そのレビューをお届けいたします。

FRONTIER GX シリーズ2015年現在の「FRONTIER」は、「インバースネット」という会社が運営しています。
インバースネットはヤマダ電機のグループで、その前身は秋葉原を中心に活動していたジャンクショップだったようです。
現在も中古のパソコンショップや PC 修理業などを運営しており、大手の PC メーカーとは異なる、中小ショップといった印象がありますね。
ただ、ヤマダ電機の子会社ですから、流通などはしっかりしているようです。

FRONTIER は元々は「フロンティア神代」と呼ばれる、山口県のメーカーでした。
BTO(ビルド・トゥ・オーダー。ユーザーがパーツを選択し、組み立てて貰う受注生産方式)の先駆けであり、90 年代後期から 2000 年頃にかけて、カスタマイズ PC のメーカーとして有名になりました。
しかし大手ショップの台頭で競争が激しくなり、2000 年代中頃にはヤマダ電機の子会社に。
その後、フロンティアのブランドだけ残して会社は解散。
そのフロンティアブランドを受け継いだのが、インバースネットの「FRONTIER」です。

このような経緯のため、どんなパソコンを販売しているのか興味のあるところではありました。
今回試用した実機は廉価型のゲーミングパソコンで、CPU は Core i5、ビデオカードは GeForce GTX 960 という、コストパフォーマンス重視の構成です。
以下、外観や内部のチェック、性能の検証などを行っていきたいと思います。

実機レビュー
















BTOパソコン オンラインストア FRONTIER
 パソコンとカスタマイズ(BTO)の概要

FRONTIER のデスクトップパソコンには、大型ケースの「フルタワー」、一般サイズの「ミドルタワー」、背の低いタイプの「マイクロタワー」、小型サイズの「スリムタワー」の4種類の大きさがあります。

FRONTIER GX シリーズ 外観

サイズが大きい方が拡張性が高く、大型のパーツも搭載できるのですが、今回は CPU が中間型の Core i5、ビデオカードは廉価型の GeForce GTX 960 というミドルクラスの構成であるため、ケースは「マイクロタワー」という小型のものになっています。

小型と言ってもスリムサイズではないため、そこまで薄い訳ではないのですが、一般的なミドルタワーの 2/3 ほどの高さと奥行きで、横幅もすこし小さめ。
置きやすいのが利点ですね。
その分、拡張性に難があるのですが・・・ その辺は後述します。

今回の CPUCore i5-4460」は 2014 年の CPU で、いわゆる「第4世代」の Core i5。
2015 年8月に第6世代が登場しているため、やや旧型になるのですが、性能は大して変わりません。
むしろコストパフォーマンスを考えると新型よりも良いと思われます。

ビデオカード(グラフィックカード、VGA)GeForce GTX 960 もランクとしては「中の下」で、性能と値段のバランスの良いタイプ。
一番売れ筋のビデオカードですね。

「快適に使用できる処理性能を持ち、最新のゲームを高画質でプレイできる、『出来るだけ価格を抑えた』パソコンが欲しい」と思った場合の、現時点(2015/9)でもっとも一般的な組み合わせだと思います。
以下は今回の検証機の構成です。

【 FRONTIER FRGX シリーズ(FRGXH818/LEN3) 】

OS  Windows 8.1 64bit
CPU  Core i5-4460
(Haswell Refresh 世代、3.2 GHz 〜 3.4 GHz、4コア/4スレッド)
メモリ  DDR3 8GB (PC3-12800)
 4GBx2、デュアルチャネル
HDD / SSD  120 GB SSD(Crucial BX100)
 500 GB HDD、7200 rpm(東芝製)
グラフィックカード  GeForce GTX 960(ASUS STRIX、VRAM 2GB)
マザーボード  ECS 製マザーボード、H81 チップセット
電源  600W 電源 (80PLUS 認証 BRONZE)
構成価格  105,800 円(2015年8月時点。 税別)

今回の実機はちょっと特殊で、SSD と HDD が搭載されていました。
このコストパフォーマンス構成に SSD が入っているとは思ってなかったので、いきなり Windows の起動が速くてビックリしました。
廉価でありながらも、やや速度を重視した構成と言えるでしょうか。

SSD なしの標準構成の場合、価格は 95800 円(税抜)
今回の検証機のように 128 GB の SSD を搭載する場合は 105800 円(税抜)になります。
値段的には G-Tune やドスパラと比べても大差なく、構成に対して安く購入することが出来ます。

SSD は価格は高いですが、今時の高性能 PC は SSD にしないとそこが速度のボトルネック(足かせ)になるので、出来るだけ安く買いたいと思っている方は悩みどころですね。

 パソコンの外観と内部 (G-Tune NEXTGEAR)

ケースの外観は以下の通り。
前述したように FRONTIER のデスクトップ PC のケースは4種類ありますが、そのマイクロタワー型になります。

FRONTIER GX シリーズ マイクロタワーケース 前面 FRONTIER GX シリーズ I/Oパネル
前面の様子。 細かい凹凸のあるデザイン。
前面に吸気口はなく、下部の隙間から空気を取り込む形。
側面にも吸気口があります。
USB 端子や電源ボタンは本体上部に。
今回の実機は USB 3.0 が前面にありませんでしたが・・・
その有無はマザーボードによって異なります。

黒に近いグレーのケースで、ツヤのないプラスチックのカバー。
やや凹凸があるデザインで、中央付近に赤いラインがあり、前面には縦にこすれたような模様があります。
ライトアップなどはなく、赤い部分は光る訳ではありません。

正直、少し安っぽく感じたのですが・・・ 光や顔が映り込む光沢のある筐体や、ライトアップなどがない方が良い人には、悪くないと思います。
前述したように小型なのが特徴で、突起部を含み、横幅は約 17cm、高さは約 36cm、奥行きは約 39 cm。
このサイズのゲーミングモデルは珍しく、置きやすいサイズですね。

USB 端子やイヤホンジャックなどは本体上部に付いていて、床置きに向いたタイプ
ただ、今回の検証機は前面に USB 3.0 が付いておらず(USB 2.0 が2つのみ)、そのことに関する注意書きがありました。
これはちょっと、どうにかならなかったのかな・・・
SD カードリーダーなども、この検証機には付いていませんでした。

前面には吸気口がなく、エアフロー(通気性)は良さそうに思えませんでしたが、ケースファン(吸気ファン)は前面下部に内蔵されており、底面から空気を吸い込むようになっているようです。

以下は内部の様子です。

FRONTIER GX シリーズ ケース内部 FRONTIER GX シリーズ ケースファンの裏側
内部の全景。 電源が上にあるタイプのケース。
VGA と前面ファンを下部に配置しているのが大きな特徴。
前面ファンの風がビデオカードに直接当たる形。
ここにはコードも何もなく通気を考慮しているのが伺えます。
FRONTIER GX シリーズ CPU 周辺 FRONTIER GX シリーズ ビデオカード周辺
CPU 周り。このサイズのパソコンとしてはスッキリしています。
上にあるのは排気ファンではなく電源の吸気ファンです。
ビデオカードの下。 PCI Express スロットは一切なし。
1つある x1 スロットはビデオカードに隠れていて使えません。

内部は特殊な構造。
小さめのケースでありながら、ゲーミングモデルとして出来る限りのエアフローを確保しようとしてしているのが伺えます。

電源ユニットが上部にあり、CPU が真ん中、ビデオカードは本体最下部にあるという設計です。
さらに前面ファンの後ろが空いていて、HDD / SSD の収納ベイは前面中央に。

これにより、前面ファンからの風がビデオカードに直接当たるようになっています。
ゲーミングモデルらしい構造で、この省スペースでそれをやっているというのは感心します。

これだと電源ユニットの方には風が行かなさそうですが、側面にも吸気口があり、CPU と電源の吸気は横から行うのを想定しているようです。
また、電源ユニットを上部にすることで、電源の熱を CPU やビデオカードに行かないようにしていると思われます。
確かにこの設計は理にかなっているように思えますね。

しかしこのような設計で、高さも低いため、空いている PCI Express スロットはありません。 よって拡張カードの装着は出来ません。
ただ、最近は拡張カードを付ける人も少なくなっていますし、こういう割り切った設計もアリかもしれませんね・・・
拡張性を重視する人は、最初からマイクロタワーは選ばないでしょうし。

全体としては、このサイズのパソコンにしては内部がスッキリしていて、工夫のあるケースだと思います。

 性能の検証 (Core i5-4460、GeForce GTX 960)

ここからはパソコンの性能を、ベンチマーク(性能測定)の結果を元にレビューしたいと思います。
まずは今回のマシンの各パーツの詳細について。

CPU は前述したように「Core i5-4460」。
2014 年の CPU「Haswell Refresh」の製品で、Core シリーズの中間型「Core i5」の製品。
クロック数は 3.2 GHz 〜 3.4 GHz の、4コアの CPU。 Core i5 なので、1つのコアで2つの作業を行うハイパースレッディングは使用されていません。
その分、発熱は低め・・・ のはず。

ビデオカード(グラフィックカード、VGA)は GeForce GTX 960 で、台湾 ASUS の「STRIX」という製品。
GeForce 960 は「中の下」にあたるモデルで、現行のビデオカードの中ではもっとも一般的。
コストパフォーマンス重視の、定番モデルと言って良いでしょう。

メモリ は DDR3 を 8GB(4GB x2)搭載。デュアルチャネル で動作。
Panram のブランド名が表記されています。

SSD は速度に定評のある Crucial BX100 の 120 GB の製品。
HDD は東芝製の 500 GB のものが搭載されていました。
電源はメーカー表記が何もなく、性能も記載されていなかったのですが、同梱されていた仕様書には「600W 電源・日本製コンデンサ80PLUS 認証 BRONZE」と書かれていたので、悪いものではないと思います。

そして調査結果。 まず CPU とメモリ、HDD / SSD のベンチマーク結果は以下の通りです。
比較対象として他社のパソコンも併記しています。 今回測定したマシンは一番右です。

マウス G-Tune
NEXTGEAR-MICRO
im520
ドスパラ
GALLERIA QF960HE
マウス G-Tune
NEXTGEAR
im640 GA6 (BTO)
FRONTIER
FRGX シリーズ FRGXH818
タイプ 廉価型ゲーミングPC ゲーミングノート ゲーミングPC 廉価型ゲーミングPC
時期 2013年 夏モデル 2015年 春モデル 2015年 夏モデル 2015年 夏モデル
価格 69,930 円 135,5000 円 (149,800円) (95,800円)
CPU Core i3-3240
(3.4GHz、2コア)
Core i7-4710MQ
(2.5GHz、4コア)
Core i7-4790K
(4.0GHz、4コア)
Core i5-4460
(3.2GHz、4コア)
メモリ DDR3-1600 8GB DDR3L-1600 8GB DDR3-1600 16GB DDR3-1600 8GB
VGA GeForce GTX 650 GeForce GTX 960M GeForce GTX 970 GeForce GTX 960
記録装置 HDD(東芝製) HDD(ウェスタンデジタル製) SSD(インテル製) SSD(Crucial製)
+ HDD(東芝製)
PCmark05
CPU 4スレッド測定
10753 12719 16073 13012
CINE BENCH 11.5
CPU 最大スレッド測定
3.32 7.09 9.18 5.44
PCmark05
メモリ速度測定
7700 10019 13616 12400
PCmark05
HDD/SSD 速度
7156 5587 53788 35950
PCmark7 Lightweight
軽処理能力 総合評価
2486 2399 6486 3910
PCmark7 System Storage
読込/書込能力 総合評価
1835 1511 5408 3720

CPU のスコア(処理速度)は、当たり前ですが Core i3 以上、Core i7 以下です。
Core i3 で約 11000、Core i5 で 13000、Core i7 で 15000〜16000 と言ったところで、解りやすいスコア差と言えるでしょうか。
参考までにノートパソコンの測定も混ぜていますが、見てのようにノート用 CPU と比べると、たとえノート側が Core i7 でも、デスクトップ用の Core i5 の方が上です。

ただし、これは最大4スレッド(4つの作業を同時処理)での測定。
その CPU で可能な最大スレッドで測定する CINE BENCH のスコアは、やはり8スレッドの Core i7 が強く、4スレッドまでの Core i5 はスコアは低め。 ノート用の Core i7 にも負けています。
CPU が最大スレッドで動き続けることはあまりないので、実際の使用感は最初の測定(PCmark05)のスコア差と、CINE BENCH のスコア差の中間ぐらいでしょうか。
いずれにせよ Core i5-4460 は約 25000 円、Core i7-4790 は約 50000 円。 値段が2倍違うので、Core i5 のコストパフォーマンスの良さが見て取れます

HDD / SSD の速度は、今回の実機に SSD が搭載されていたため、かなり高くなっています。
SSD の容量が 120 GB と少なかったため、ベンチマークソフトは全て HDD 側にインストールしたのですが、それでも OS やインターネットブラウザが SSD 側に入っていると恩恵は大きいようで、PCmark7 で測定した一般作業速度の評価は高いスコアが出ました。
「OS だけ SSD」でも、十分な作業環境の向上は見込めるようですね。

以下は SSD の速度を別に計測した結果です。

Crucial BX100 120GB

今回の実機に使われていた SSD「Crucial BX100」は評判の良い製品で、それを裏付けるスコアになっています。
シーケンシャル速度(連続したデータの読み書き。Seq)は、書き込み速度が 200 程度と、巷の評価より低い結果になったのですが・・・(巷のデータでは 300 とか 400 とかのスコアが見られる)
ランダムアクセス(バラバラのデータの読み書き。4K)は 100〜200 と、かなりの良スコアが出ています。(他の製品だと 20 とか 50 とか。 HDD だと 1.0 ぐらい)

実際の使用感に大きく影響するのはランダムアクセスの方なので、そこの性能が良いというのが、評判の良さに繋がっているのでしょう。
今回シーケンシャル速度が遅かったのは、SSD は 容量が少なくなると書き込み速度が落ちる問題 があるので、120 GB の製品ですし、その影響かもしれません。

続いてグラフィック性能について。 ゲーミングモデルですから重要なポイントです。
今回の検証機は一番右です。

マウス G-Tune
NEXTGEAR-MICRO
im520
ドスパラ
GALLERIA QF960HE
マウス G-Tune
NEXTGEAR
im640 GA6 (BTO)
FRONTIER
FRGX シリーズ FRGXH818
タイプ 廉価型ゲーミングPC ゲーミングノート ゲーミングPC 廉価型ゲーミングPC
時期 2013年 夏モデル 2015年 春モデル 2015年 夏モデル 2015年 夏モデル
価格 69,930 円 135,5000 円 (149,800円) (95,800円)
CPU Core i3-3240
(3.4GHz、2コア)
Core i7-4710MQ
(2.5GHz、4コア)
Core i7-4790K
(4.0GHz、4コア)
Core i5-4460
(3.2GHz、4コア)
メモリ DDR3-1600 8GB DDR3L-1600 8GB DDR3-1600 16GB DDR3-1600 8GB
VGA GeForce GTX 650 GeForce GTX 960M GeForce GTX 970 GeForce GTX 960
記録装置 HDD(東芝製) HDD(ウェスタンデジタル製) SSD(インテル製) SSD(Crucial製)
+ HDD(東芝製)
グラフィック
3Dmark11
通常画質 P 2820 P 5600 P 13857 P 8950
高画質 X 956 X 1790 X 5114 X 3345
グラフィック
3Dmark
Cloud Gate -- 14474 28072 15600
Fire Strike -- 4020 9966 6343
FF XIV ベンチ
キャラクター編 最高画質
4950 7789 21996 15907
モンハンオンライン
1280x1024
9400 16270 43618 29360
ドラゴンクエストX
最高画質
8107 15867 19293 16667
測定結果一例 G-Tune NEXTGEAR i640 GA6 FF14ベンチ FRONTIRE GX シリーズ FF14 ベンチ
消費電力 アイドル時 50W 前後 13W 前後 50〜55W 45W 前後
消費電力 高負荷時 100〜105W
最大 110W
105〜115W
最大 115W
240〜280W
最大 300W
160〜175W
最大 180W

GeForce GTX 960 は、やや安めのコストパフォーマンス重視型とは思えない、かなりの性能を発揮しています。
表の一番左、2年前の廉価型ビデオカード GeForce GTX 650 と比べると、性能が段違い。 3倍ぐらいスコアが違います。
さすが GeForce 900 シリーズ、下位モデルでもかなり進化しているようですね。
(この検証時にはまだ GeForce GTX 950 は発売されていませんでした)

さすがに GeForce GTX 970 と比べると落ちますが、これだけのスコアが出ていれば、現存するほぼ全てのゲームを高画質で快適に動作させることが出来るでしょう。
FF14、モンスターハンター、ドラクエX、どのベンチマークでも十分な速度を出しています。

GeForce GTX 960 ベンチマーク結果
※左は FF14 の最新ベンチ(蒼天のイシュガルド編)の測定結果。
最高品質でも GeForce GTX 960 なら「非常に快適」になります。 ドラクエX も問題なしですね。

以下は 3Dmark の Fire Strike(ハイパフォーマンス測定)の結果グラフです。
測定中の CPU やビデオカードの温度などを確認できます。

GeForce GTX 960 FireStrike

CPU の温度は最高でも 55 度程度。 やはり Core i5、発熱は Core i7 よりも低め
ビデオカード(GPU)の温度も最高で 65 度ぐらいで、GeForce GTX 970 は 80 度ぐらいまで上がっていたので、やはりこちらの方が発熱はかなり抑えられています

ただ、ベンチマーク中はケースファンが勢いよく回っていて、駆動音は相応にしました。
普段のファンの音も、大きくはないけど少なくもないといったところ。
ゲーミングモデルですし、静音性よりも冷却重視でしょうか

消費電力はミドルクラスの構成であるため、ハイスペック型と比べると少なめ。
アイドル時(作業していない時)は 45 W、ベンチマーク中は 160〜175 W。 CPU のみの測定を行っている時は 80 W 程度でした。
能相応の消費電力と言えるでしょうか。




以上、FRONTIER のゲーミングパソコン「FRGX シリーズ(FRGXH818)」のレビューでした。

実は FRONTIER の前身である「フロンティア神代」は、私がカスタマイズモデルのパソコンを初めて購入したメーカーでした。(それ以前は PC-98 を使っていました)
当時はパソコンの自作が持てはやされ始めた頃でしたが、田舎住まいである私にはパーツをそろえるのは難しい。
しかしフロンティアは自作のようにパーツを自分で選択でき、組み立てはプロにやって貰えて、おまけに値段も NEC などのメーカー品に比べるとずっと安上がりでした。
このメーカーでパソコンを買い、様々な知識を得られたことが、このサイトの作成にも繋がっています。

今の FRONTIER は当時のフロンティアとは全く違うようですが、パソコンが旧フロンティアの本社があった山口県から送られてきたので、名残はあるのかもしれません。
ともあれ、今では当たり前になった「BTO」(受注生産)の先駆けのブランドです。
組立工場が栃木県にある国内生産のメーカーでもあり、カスタマイズ PC を買いたいという人の選択肢の1つになるメーカーでしょう。

(実売価格はキャンペーンや時期・構成などで変動します。 下記メーカーページでご確認下さい)

FRONTIER GX シリーズ FRONTIER トップページ

すでに新しい世代の Core を搭載したモデルも公開されています。
上記のリンクは FRONTIER サイトのトップページに移動します。
今回の機種は「ゲームPC」の GeForce GTX 960 搭載モデルの1つです。
各モデルの構成や選択できるパーツは、在庫等により変わる場合があります。
OS は(2015年9月時点で)Windows 7、Windows 8.1、Windows 10 を選択可能です。
ページに記載している内容は 2015 年 8 月時点のものです。



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