○ 展示会・発表会で担当者の方から聞いたお話
国内メーカー系:富士通・東芝・NEC

展示会・発表会インタビュー

 

このページでは、各地で開かれている展示会や発表会に参加した際に、国内のパソコン販売メーカーの担当者さまから直接お聞きした話を掲載しています。

富士通、東芝、NEC普段は解りにくい各メーカーの開発方針や、販売傾向、重視しているポイント、扱っている製品の特徴や今後の予定などをお聞きしています。

ただしそれぞれのお話は、あくまで会場で聞いた担当者さんのセリフであり、その会社の総意という訳ではないのでご了承下さい。
(読みやすいように言葉/単語を一部修正したり、複数の担当者さんのお話をまとめている場合もあります)

お話をさせて頂いた担当者の皆さん、ありがとうございました。
(以下の文章の「担」は担当者様「私」は筆者である私のセリフです)


・富士通
日本の大手電機メーカー。IT 情報サービスやスキャナの分野で最大手。
ビジネス向けの製品と、個人向けの一体型 PC やタブレットに注力している。
ユーザーの年齢層が高く、ユニークなモデルを販売することも。

・東芝
日本の大手電機メーカー。 製品の信頼性を重視しているのが特徴。
個人向けの大型モデルから小型のモバイル PC まで、製品の幅が広かったが、現在は小型のビジネスモデルを中心にしている。

・NEC
かつて国民機と言われた PC-98 シリーズを作っていた老舗メーカー。
現在は初心者向けと言うか、パソコンに詳しくない人向けのモデルが中心。
2011年以降、レノボの傘下となり「NEC レノボ」になっている。

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART 東芝ダイレクト NEC Direct(NECダイレクト)

パソコン展示会 富士通のブースにて 2016年11月

私:「富士通さんの『パソコンメーカーとしての特徴や傾向』を教えて頂けますでしょうか?」

富士通 一体型モデル
富士通のモニター一体型 PC
テレビとしての使用も想定したモデル
※画像はクリックで拡大

担:「最近の傾向としては、モニター一体型に力を入れています。
今はテレビを繋げられる、画面の大きいものが主力ですね。
テレビとパソコンを兼ねて使って頂ける製品です」

私:「富士通さんはユーザーの年齢層が高いのが特徴だと思いますが、その点はどうなのでしょうか?」

担:「それはその通りです。 高齢者の方が多いです。
ですからそれに合わせたデザインを行っていて、前述のモニター一体型もシックな外観にして、色も黒にするといった、派手すぎないものにしています。
また、高齢者向けのサポートや機能を重視しています」

私:「ここが得意だ、アピールポイントだという点は何になるでしょうか?」

担:「展示しているモデル(モニター一体型)だとスピーカーはパイオニアの良いものを使っています」

私:「つまり AV パソコンということでしょうか?
モニター一体型以外には何かありますか?」

担:「このモデルはテレビの視聴と、映像・音響に力を入れているので、AV パソコンと言えますね。
他にはペンタブレットや、2 in 1(ノート PC + タブレット)なども人気ですよ」

パソコン展示会 東芝のブースにて 2016年11月

私:「東芝さんの『パソコンメーカーとしての特徴や傾向』を教えて頂けますでしょうか?」

東芝 モバイルノート
東芝のモバイルノート
現在はこうした小型モデルに注力
※画像はクリックで拡大

担:「堅牢性に力を入れています。
素材や構造を改良し、様々な耐久テストも実施していて、壊れにくいパソコンを作っています。
価格では外資系メーカーには太刀打ちできないので、信頼性などで対抗しています」

私:「展示してあるモデルは小型のものが多いですが、従来の東芝さんは大型ノートの印象がありました。 その点はどうでしょうか?」

担:「現在は 13.3 インチのモバイル PC など、小型のものがメインになっています。
標準で光学ドライブを搭載しているのが特徴で、このサイズで光学ドライブがあるものは少ないはずです。
代わりに、17 インチの大型モデルは廃止されました」

私:「あぁ、17 インチなくなったんですか・・・ あれが東芝さんらしいと思ってたんですけどね・・・
ではもうビデオカードを搭載しているモデルもないですね?」

担:「ビデオカードがあるモデルはなくなりましたね。
17 インチモデルについては、確かに東芝らしさだったのですが(笑
今は持ち運びしやすいものを優先しています」

私:「東芝さんの重量級ノートは、ほとんどデスクトップでしたもんね。
では数年前とは、だいぶ傾向が変わっている感じですね」

担:「今は路線を変更しています。 B to B(企業モデル)が中心になっていて、B to C(一般モデル)は縮小中です。
新モデルとしては、サーフェイスタイプ(2 in 1)のパソコンを新たに開発しています」

パソコン展示会 NEC のブースにて 2016年11月

私:「NEC さんの『パソコンメーカーとしての特徴や傾向』を教えて頂けますでしょうか?」

NEC 一体型モデル
NEC のモニター一体型 PC。
こうしたスリムなモデルが人気な模様
※画像はクリックで拡大

担:「国内メーカーなのが特徴でしょうか。安心感を持って頂けると思います。
パソコンはスタンダードなモデルが売れています」

私:「国内メーカーと言っても、今は上がレノボ(中国)ですよね・・・
レノボ傘下になったことによる影響などはありますでしょうか? 」

担:「部材を共用できるため、製造コストが下がったのはメリットですね」

私:「ここが得意だ、アピールポイントだという点は何になるでしょうか?」

担:「プリインストールソフト(最初から入っているソフト)が多い点でしょうか。
パソコンを買って、すぐに様々な用途に活用することができます」

私:「以前、NEC さんはウルトラブックというか、世界最薄最軽量のモデルを発売し、そちらに力を入れていましたが、今はどうでしょう?」

担:「超薄型モデルは今でも主力製品ですよ。
こちらも進化を続けており、さらに軽く、薄くなっています。
耐久性も、出た当時は弱い部分もありましたが、今はかなり改善しています。
他にはテレビチューナーを内蔵したモニター一体型モデルも主力ですね」

私:「NEC さんが今『力を入れているところ』はなんでしょうか?」

担:「サポートには力を入れています。
修理の時の配送料は無料にしており、サポート電話も無料です。
あまりパソコンに詳しくない方でも、安心して買って頂けると思います」


【 まとめ 】

最近はこういう言い方をしなくなりましたが、いわゆる「国内メーカー品」のパソコン3社。
それぞれ特色がハッキリしていて、富士通は高齢者向け、東芝は堅牢性と信頼性重視、NEC はパソコン初心者向けですね。
ただ、ここに来て富士通は NEC に近くなっている印象もあります。

ぶっちゃけ「このページを見ているような、相応にパソコンを知っている人、調べようとしている人」は、対象外になっている印象の三社です。
とは言え、こうしたパソコンの裾野を広げる初心者向けのメーカーも、もちろん必要。
また、素材や構造がしっかりしているため、耐久性や信頼性、セキュリティが必要なノートパソコンは、家電メーカー品も勧められます。

パソコンは苦手だが使わないといけない、もしくは定年になってこれから使いたい、だから多少高くても、日本の企業でサポートの厚いメーカーのものにしたい、そんな人に向いています。

○ リンク:富士通(富士通 WEB MART)東芝(東芝ダイレクト)NEC(NEC Direct)


● 展示会・発表会でメーカー担当者さまからお聞きした話

マウスコンピューター/G-Tune ・ドスパラ(DOSPARA)
HP(ヒューレットパッカード) ・DELL(デル) ・パソコン工房
マイクロソフト(Surface)
国内家電メーカー(富士通、東芝、NEC)

エプソン(EPSON)パナソニック/レッツノートレノボ(Lenovo)

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