パソコンメーカーの比較・選択アドバイス

パソコンを開発・販売しているメーカーはたくさんありますが、メーカーによって「特徴」「得手不得手」があります

PCメーカーの比較と選択アドバイスこれを知らずにパソコンを買ってしまうと、思っていたものとは違うものを購入してしまったり、不必要に高い出費になってしまうことがあります。

このページでは試用した各メーカーのパソコン、及びメーカーの担当者さまからお聞きした話を元に、各パソコンメーカーの特徴を出来るだけ解りやすく比較・解説しています。

後悔のないパソコン選びが出来るよう、メーカー選択の参考にして頂ければと思います。

また、メーカーの方に直接お聞きした、昨今の開発傾向や、特に力を入れている点なども記載しています。
末尾には初心者向けのパーツ選びのアドバイスも掲載しています。

パソコンメーカーの特徴

まずは簡潔に、各メーカーの特徴を一行で述べてみたいと思います。

【 パソコンショップ系 】

【 海外メーカー系 】

【 国内家電メーカー系 】

基本的に、高性能で安価なパソコンが欲しいなら「パソコンショップ系」が良いでしょう。
「海外メーカー系」も、HP や DELL は個人向けの製品をそろえています。
「国内メーカー系」は性能に対して割高ですが、初心者向けでサポートは厚いです。

最近はスマートフォンやタブレットでもメールやウェブサイトの閲覧を行えるようになっています。
よってどのメーカーも、パソコンならではの製品作りを重視しています。

以下では、各メーカーの特徴をもっと詳細に解説しています。
独自評価は5段階で付けていて、× < △ < ○ < ◎ < ★となっています。


マウスコンピューター / G-Tuneicon

独自評価個人向け ★ ビジネス ◎ ノートPC ◎ ゲーミング ★ 価格 ★ カスタマイズ ★ デザイン ◎ サポート ◎

マウスコンピューター / G-Tune
G-Tune NEXTGEAR シリーズ

ここ10年で急成長したメーカー。現在、日本のパソコンメーカーとしては最大手クラスです。
以前はあまり知られていませんでしたが、最近はテレビ CM などで広報活動を行っているため、知名度が上がっています。
社名は「マウスコンピューター」ですが、ゲーミングパソコンのブランド名「G-Tune」も知られています。

秋葉原に拠点を置く開発力の高いメーカーで、自社でケース開発を行っており、パーツも独自に改良しています。
よって特徴のあるマシンが用意されており、「そこらで売られているパーツとは違う。うちのパソコンの方が信頼性がある」という「こだわり開発」がアピールポイントになっています。
性能だけでなくデザインにも気を配ったモデルが多く、静音性も重視しています。

ゲーミングモデル(ゲーム向け PC ブランド)をいち早く立ち上げたメーカーでもあり、そのためゲーム PC の開発にも力を入れています。

性能の割に安価なコストパフォーマンスの高いモデルが多く、最新技術も積極的に導入しており、上級者向けのカスタマイズモデルもあって、初心者から上級者まで幅広い支持を得ています。
国内の液晶ディスプレイメーカー iiyama(イイヤマ)を 2008 年に吸収し、自社モニターと組み合わせた販売も実施、近年はサポートも 24 時間体制になりました。
ノートパソコンや小型パソコンの開発も進められており、廉価型から高性能型まで幅広いモデルが用意されています。

マウスコンピューター / G-Tune について、メーカーの方に直接お聞きした話は以下をご覧下さい。

マウスコンピューター / G-Tune の担当者の方にお聞きした話


ドスパラ(Dospara)

独自評価個人向け ◎ ビジネス ○ ノートPC ○ ゲーミング ★ 価格 ★ カスタマイズ ★ デザイン ○ サポート ○

ドスパラ
ドスパラ Galleria シリーズ

「高性能なパソコンを出来るだけ安い価格で手に入れたい」という場合、このドスパラに行き着くことが多いです。
母体がパーツショップであるため独自の仕入れルートを持ち、BTO(カスタマイズ。ユーザーによるパーツ選択)で選べるパーツの幅が広く、最新パーツもいち早く用意されています
そのためパソコンの知識がある方に人気ですね。
一方で、マニュアルの作りが良く、PC ショップ系の中では比較的初心者向きでもあります。

ゲーム向けのパソコン開発に力が入れられており、多くのゲームメーカーと提携があります。
高いグラフィック性能が要求されるゲーミングパソコンに強く、以前はゲーム用 PC のシェアでトップを維持していました。
近年はゲーミングモデルを扱うメーカーが増えたため、追い上げられているようですが、それでも上位です。

デザインはオーソドックスで、見た目の特徴はあまりありませんが、汎用で大きめのケースが使われているため扱いやすく、拡張しやすい本体になっています。
最近は特殊ケースや小型ケースも選べるようになっています。

スリムサイズやノートパソコンも用意されていますが、パーツショップらしく、小型でも相応のカスタマイズが可能。
ノートパソコンもビデオカード搭載型など、性能重視のものが多めです。

ドスパラについて、メーカーの方に直接お聞きした話は以下をご覧下さい。

ドスパラの担当者の方にお聞きした話


パソコン工房(ユニットコム)

独自評価個人向け ★ ビジネス ○ ノートPC ○ ゲーミング ◎ 価格 ★ カスタマイズ ◎ デザイン ○ サポート ◎

パソコン工房
パソコン工房 アルミケース PC

大阪の電気街「浪速日本橋」を本社とするパソコンショップで、早くから BTO(ユーザーによるパーツ選択、カスタマイズ)を行っていた会社です。
全国各地に店舗を持ち、それを活用したサポート体制がウリとなっていて、店舗ネットワークを利用した「パソコン修理業務」も行われています。
近くにお店がある人なら、何かあった時に持ち込みや相談を行える利点があります。

2013年、親会社の「ユニットコム」がマウスコンピューターと業務提携しました。
以後、マウスコンピューターの生産拠点である長野県の飯山工場でパソコン工房の製品も作られるようになり、国内生産であることをアピールしています。

ゲーミングモデルを扱っていた「フェイス」や、秋葉原のパソコンショップ「TWO TOP」などを吸収しており、多様なモデルをそろえています。
一般向けはもちろん、CG や写真加工に特化したクリエイターモデル、「kabuパソ」と題した株取引専用パソコンなどもあります。

パソコン工房の製品は、どちらかと言うと信頼性重視でした。
ただ、近年は最新パーツへの対応も早く、新技術のパソコンやハイスペックモデルを用意することも増えています。
店舗を活用した高齢者サポートも厚いメーカーです。

パソコン工房について、メーカーの方に直接お聞きした話は以下をご覧下さい。

パソコン工房の担当者の方にお聞きした話


TSUKUMO(ツクモ電機)

独自評価個人向け ○ ビジネス △ ノートPC △ ゲーミング ◎ 価格 ◎ カスタマイズ ◎ デザイン ○ サポート ○

ツクモ電機
ツクモ G-GEAR シリーズ

秋葉原を拠点とする「ツクモ電機」は、以前はパソコンマニア御用達と言える日本の中心的なパソコン&パーツショップでした。
しかし本社の事業拡大の失敗でパソコン販売は好調だったにも関わらず 2008 年に倒産、業務も縮小されてしまいます。
そのツクモがヤマダ電機の支援で 2009 年から再生開始、2010 年から復活しました。

一時期は BTO(カスタマイズ)に対応していないなど、本格復帰とは言えない状況だったのですが・・・
現在は BTO を再開し、パーツの品ぞろえもかつてと変わらないものを見せています。
マニアからの支持が厚かっただけに、やはり人気はありますね。

ただ、マウスやドスパラ、パソコン工房などと比べると、やはり規模は小さくなっています。
そのためサポートに不安がありますが、ヤマダ電機の子会社となったため、そちらに持ち込めるのは利点でしょうか。

PC ショップとしては大手であるため最新パーツの導入が早く、価格も安めで、高性能な構成のパソコンを安く購入できるショップの1つです。
以前はオプションパーツの種類が少なかったのですが、近年は解消されています。
ケースは大型で拡張性の高いものが使われており、オリジナルケースの開発も行われています。


日本HP(ヒューレット・パッカード)

独自評価個人向け ◎ ビジネス ◎ ノートPC ◎ ゲーミング ◎ 価格 ○ カスタマイズ ○ デザイン ★ サポート ○

日本HP
日本HP h9 シリーズ

アメリカの大手パソコンメーカー「ヒューレット・パッカード」の日本支社。
DELL(デル)と並び世界トップクラスのシェアを誇るパソコンメーカーです。

大手企業であるため高い開発力を持っており、ケースや一部のパーツは自社で設計したものを使っていて、特徴的な本体構造を備えています。
企業向け大型コンピューターの技術を応用した、他社では扱えないような最新技術を採用している製品もあります。
デザインにもこだわりがあり、インテリアとしてのケース設計が行われています。
外資系の企業ですが、日本のものは全て国内組立です。

2015 年頃から、デザインを重視したノートパソコンが主力となっています。
「ラグジュアリーモバイル」と題した、オシャレで高級感のあるパソコンを展開しており、嗜好品としての PC 開発が行われています。

独自のゲーム用 PC ブランド「OMEN」も立ち上げ、2017 年から本格的に販売を開始。
技術力を活かした、特徴的なモデルを多くそろえています。

個人向けの製品に力を入れており、特色のあるパソコンで勝負しているのが伺えます。
PC 専門メーカーの中では価格は高めですが、国内の家電メーカーよりは安め。
ディスプレイ(モニター)やプリンターなどの周辺機器も強いところで、特にプリンターの世界シェアはトップです。

日本 HP について、メーカーの方に直接お聞きした話は以下をご覧下さい。

日本 HP の担当者の方にお聞きした話


DELL(デル) / ALIENWARE(エイリアンウェア)

独自評価個人向け ○ ビジネス ○ ノートPC ○ ゲーミング △ 価格 ★ カスタマイズ × デザイン ○ サポート ○
エイリアンウェア:ゲーミング ◎ 価格 ○

DELL Alienware
DELL Alienware シリーズ

世界トップクラスのシェアを持つアメリカのパソコンメーカー。
最近は後続に追い上げられていますが、以前は世界 NO.1 シェアでした。

デルの特徴は、とにかく「安い」こと。
もちろん相応の性能も保持しており「コストパフォーマンスの良さ」が最大の魅力です。

元々は企業で使われるビジネス向けの安価な製品をメインとしていたため、現在でもビジネス用パソコンはデスクトップやノートを問わず、「安くて良い品」が提供されています。
ただ、価格を安くするためマニュアルは簡素、カスタマイズもあまりできません。
組立工場が中国なので納期も遅めです。

サポートに関しては、以前は電話が中国に繋がって話が通じないなど、評判は良くありませんでしたが、そうしたイメージを払拭するためか、日本でのサポート体制を大幅に強化。
近年はむしろサポートの厚い企業になっています。

2016 年から、そうした特色はさらに強くなっています。
BTO(カスタマイズ)はほとんどのモデルで廃止され、デザインよりも実用性を重視、コストパフォーマンスはさらに追求されています。
同じ外資系でも HP とは正反対と言えますが、こうした固有の特色を持つことが昨今の PC メーカーの傾向です。

一方でゲーミングモデルは、アメリカでゲーム用 PC を専門に作っていた「Alienware(エイリアンウェア)」という会社を買収し、自社ブランドとして販売を行っています。
こちらは本家のデルとは全く性質が異なり、妥協しないゲーム向けの高性能を持ち、かなり特異な設計で、装飾が派手、価格も高価。

大型で重量級の「アメリカンPC」と言えますが、最近は小型で購入しやすいモデルも登場し、日本でも人気になっています。
デル(DELL)とエイリアンウェアについて、メーカーの方に直接お聞きした話は以下をご覧下さい。

デル(DELL)の担当者の方にお聞きした話


Microsoft(マイクロソフト)

独自評価個人向け ○ ビジネス ◎ ノートPC ★ ゲーミング × 価格 △ カスタマイズ × デザイン ○ サポート ?

マイクロソフト Surface
Microsoft Surface Pro

Windows や Office の開発・販売をしているアメリカのメーカー「マイクロソフト」が、自ら売り出しているパソコンです。
マイクロソフトが PC 販売を開始したのは 2012 年で、そのためソフトウェアではおなじみのメーカーですが、ハードウェアでは後発です。

ノートパソコンとして使え、折りたたんだりモニターを外すとタブレットにもなる「2in1」というスタイルのパソコン「Surface」(サーフェス)を開発しており、使い勝手の良さで人気に。
一躍 PC メーカーとしても注目されるようになりました。

Windows を作っているメーカーのパソコンですから、最新の Windows や Office との親和性が高く、ソフトのトラブルの少なさも人気の要因です。
持ち運びに便利で、専用のペンも使いやすく、特に大学生や若手社会人に愛用者が多いです。
ただビジネスで使うには、耐久性にやや不安もあります。

この軽さのモデルとしては性能は高いのですが、価格は高めで、処理性能に対するコストパフォーマンスはそれほど良くありません。
周辺機器も専用のものが必要で、やはり高めです。
多少高くても軽くて扱いやすいパソコンが欲しい」という人には向いています。

マイクロソフトの担当者の方にお聞きした話


Lenovo(レノボ)

独自評価個人向け △ ビジネス ◎ ノートPC ○ ゲーミング △ 価格 ◎ カスタマイズ △ デザイン △ サポート △


Lenovo ThinkPad

レノボ(聯想集団)は中国のメーカーですが、2004 年にアメリカの大手コンピューター企業「IBM」のパソコン事業を買収、コンセプトや特徴は IBM のものを受け継いでいます。
ビジネス向けの安価な製品が多く、その分野でシェアを拡大、現在は HP や DELL と並ぶ世界的シェアを持つに至っています。

その特徴は「ビジネス向けに特化し、ビジネスに要求される信頼性と安定性を最重要視する」というもの。
よって扱っているパソコンは最新の性能ではありませんが、安定性の高いパーツを使用し、本体も頑丈で壊れにくい設計となっています。
中国製ビジネスモデルなこともあって価格は安く、デスクトップよりノートパソコンがメインであり、企業での使用を想定しているものが多いです。

一時期大流行し、その後にブームが去った「ネットブック」の開発を最後まで続けていて、低い性能でも快適に使える工夫をこらした製品を販売していました。
現在その技術はミニノートやタブレット、2in1 などに生かされています。
一方で「IBM 時代から使い続けているユーザーが多い」という理由から、キーボードなどのインターフェイス部分は出来るだけ変えず、昔ながらのスタイルを維持し続けています。
特にキーボードは評価が高いですね。 一方、デザインは無骨そのものです。

2016年、レノボの製品にはスパイウェアが混入されていたり、セキュリティに問題があると、メディアや政府機関が相次いで発表、評価を落としました。
当分はその悪評の払拭が課題となるでしょう。

古いですが、Lenovo(レノボ)の方からお聞きした話は以下をご覧下さい。

レノボの担当者の方にお聞きした話


Apple(アップル)

独自評価個人向け * ビジネス △ ノートPC * ゲーミング × 価格 × カスタマイズ × デザイン ★ サポート ◎
※特殊なパソコンのため、一部*(評価外)としています。性能だけ見れば◎ですが、汎用性を考えると△です。


カフェの Mac ユーザー

Apple は独自規格のパソコンを作っているメーカーで、一般的な Windows のパソコンとはかなり異なります。
Apple のパソコンは「Mac」(マック)と呼ばれます。

他の Windows のパソコンとは互換性がなく、データのやり取りで困ることがあり、Windows 用のソフトウェアも使えません。
周辺機器も使えないものが多いため、対応に注意しなければなりません。

使い方や用語も他のパソコンとは異なるため、Windows から Mac に移ったり、Mac から Windows に移る場合は、その違いを把握することが必要になります。

かつてはサウンドや映像・画像の機能に秀でていたため、それらに関する専門ソフトが多く、プロクリエイター御用達のパソコンでした。
しかし 2000 年以降のハードウェアの急速な進化に追い付けず、今はもうクリエイターも Windows 機を使う方が良くなっていて、専用ソフトもほとんどなくなりました。
よって実務面において Mac を使う利点はなくなっています。
作り自体は良いのですが、価格が高く、専用機器も高額で、良くも悪くも高級機です。

Mac の優れている点はデザインで、「アップル」というブランドイメージを好む人も多くいます。
「メールやブログ、ウェブサイトの閲覧ぐらいしかしないから、多機能や汎用性はいらない。とにかくオシャレなものが欲しい」という人には人気です。
特にカフェでマックを使うのはオシャレとされています。
iPhone との親和性が高いため、iPhone や iPad の普及に伴い、ややシェアを取り戻しています。


NEC

独自評価個人向け ○ ビジネス △ ノートPC ○ ゲーミング × 価格 × カスタマイズ × デザイン ◎ サポート ★


NEC LAVIE 一体型モデル

大手の電子機器メーカーにして、かつての国内最大のパソコンメーカー。
しかし現在はパソコンのシェアは低下し、会社も中国のレノボの傘下となっています。

以前は高性能なモデルも販売していたのですが、その分野では新興メーカーに太刀打ち出来なくなったため、現在はスリムタイプやモニター一体型などの小型パソコンに注力しています。

特に近年はテレビチューナーとデコーダー(映像変換器)を内蔵した、テレビ兼用モニター一体型パソコンに力を入れています。
よってテレビや映像などを見るのには良いですが、作業やビジネスには向かず、最新のゲームなどもできません。

液晶画面やスピーカーは良いものが使われており、総じて小型なので置き場所には困りません。
価格は性能を考えると、かなり割高です。

NEC のパソコンは「初心者向け」に特化している傾向があり、マニュアルや初心者用の解説書などが充実しています。
国内のメーカーであるためサポートもしっかりしていて、パソコンのことを全く知らない方が、初めて使うのには向いています。
最初から様々なソフトが入っている(プリインストールされている)のも特徴で、それはパソコンの上級者だと嫌うのですが、NEC は逆に「誰でもすぐにパソコンを活用できる機能」として初心者へのアピールポイントにしています。

近年、世界最軽量のウルトラブック(薄型ノート)を発表して話題となり、以後、薄型軽量ノートにも力を入れています。
展示会で見かけた NEC ブースの模様については以下をご覧下さい。

2016~2017 展示会レポート


富士通

独自評価個人向け △ ビジネス ○ ノートPC ◎ ゲーミング × 価格 × カスタマイズ × デザイン ○ サポート ★


富士通 FMV シリーズ

日本のオフィス機器の大手。以前は NEC と並ぶ国産 PC メーカーでした。
小型のデスクトップパソコンも扱っていますが、現在メインとなっているのはノートパソコンとタブレット、個人向けのモニター一体型モデルです。
ビジネス向けの製品にも力を入れています。

少し前(2010~2013 年頃)は女性向け PC や立体視パソコン、ナノイー放出パソコンなどのユニークな製品も作っていました。
しかし 2014 年からは Windows タブレットや、2in1(ノート / タブレット兼用パソコン)に主力を移し、現在はテレビを兼ねたモニター一体型パソコンを中心にしています。

結果、個人向けはオーソドックスな国産パソコンに戻った印象があります。
2017 年は使い勝手を重視したモバイルノートに力を入れていました。

ユーザーの年齢層が他のメーカーより高く、高齢者や初心者向けのサポート機能を備えているのも特徴です。
最新パーツはあまり使われていませんが、これも「高齢者だと最新技術は使いこなせないから、無理になくてもいい」という考えのためです。
その辺もあり、ビデオカードを搭載するようなハイスペックモデルはなく、ゲームなどには向きません。
一方で、高齢者向けの落ち着いたデザインの製品が多めです。 価格は総じて高め。

2017年11月、富士通のパソコン事業は中国のレノボに売却されることが正式に決まりました。
ただ、当面は今まで通りの運営が続く模様です。
富士通の担当の方にお聞きした話は以下をご覧下さい。

2016~2017 展示会レポート


東芝

独自評価個人向け △ ビジネス ◎ ノートPC ★ ゲーミング × 価格 × カスタマイズ × デザイン ◎ サポート ◎


東芝 dynabook
大型ノートとウルトラブック

日本の大手家電メーカーの1つで、ノートパソコンがメインです。
以前の東芝のノートパソコンは高性能・高機能を追求したものが多く、大型で重量級の製品をそろえていたのですが、最近は小型のものが中心です。

2011年には新規格の軽量薄型ノートパソコン「ウルトラブック」を日本で始めて開発し、大きな話題となりました。
以後、その分野ではトップを走り続けています。

2016年、BtoC(個人向け取引)を縮小し、BtoB(企業向け取引)を重視する方針を決め、個人向けの製品は少なくなりました。
大型モデルは全廃され、ビジネスに特化した製品作りが行われています。

価格は高めですが、国内家電メーカー製のノートパソコンは素材や作りがしっかりしており、耐久性やセキュリティが高く、安心感があります
仕事で使うモバイルノートが欲しいなら、まだ個人でも有力な選択肢です。

ただ不安なのは、今後の運営。
東芝は 2016 年から不振に陥り、2017 年には巨額の赤字を抱えることが発覚しました。
赤字の要因はパソコンとは無関係ですが・・・ PC 事業は縮小され、そして 2018 年の10月より、台湾メーカー「鴻海」の傘下となっているシャープに買収されることが決まっています。
事業は継続される予定ですが、どう変わっていくかは不透明です。

東芝のパソコンについて、メーカーの方にお聞きした話は以下をご覧下さい。

2016~2017 展示会レポート


Panasonic(パナソニック)

独自評価個人向け × ビジネス ★ ノートPC ★ ゲーミング × 価格 × カスタマイズ × デザイン ○ サポート ◎


パナソニック Let's note

日本の最大手家電メーカー。旧 松下電器、ナショナルです。
ビジネス向けのノートパソコン「Let's note」(レッツノート)を販売していて、その特徴は高性能・小型・軽量・丈夫・長時間バッテリー、そして価格が高いこと。
コスト度外視で品質を追求したノートパソコン」です。

高性能と言っても「ビジネス向けの小型ノートパソコンとしての性能」なので、ゲームが出来たり、映画やテレビを高画質で見られるような性能ではありません。
スピーカーも「音が出れば良い」程度。

ビジネス向けのノートパソコンとしては最高峰で、サイズは大きくても 14 型まで。
かなり軽量で、バッテリーはどのモデルも8時間は持つようになっています。
落としたり水をこぼしても壊れにくい設計になっているなど、パナソニックの技術力が惜しみなく使われています。
「値段は問わないから使い勝手の良さと安心感のあるものが欲しい」という人向けですが、デザインが良くて軽いものが多いため、意外と女性にも人気があります。

パナソニックは工場や過酷な環境での使用を想定した、耐衝撃・防塵・防滴型の「タフブック」なども開発しています。
古いですが、 Panasonic(パナソニック)に関連したインタビューは以下をご覧下さい。

パナソニックの担当者の方にお聞きした話


エプソン (EPSON)

独自評価個人向け △ ビジネス ◎ ノートPC ○ ゲーミング △ 価格 △ カスタマイズ ○ デザイン ◎ サポート ◎

エプソン
エプソン Endeavor Pro

国内の大手電子機器メーカー。良くも悪くも「日本気質」のメーカーです。

以前は高性能なパソコンを主力としていたのですが、近年は安価でビジネス向けのモデルを中心にしています。
安定性と信頼性を重視していて、あえてトラブルの少ない「こなれたパーツ」を使用し、無理に新技術を導入しようとしません。
価格も安めで「パソコンに詳しくない方でも安心して使えるモデル」を優先しています。

また現場の意見を反映したモデルも多く、バッテリー内蔵のデスクトップパソコンや、狭い机の上にも置ける超小型パソコン、古い周辺機器も取り付けられる新旧融合パソコンなどを用意しています。
これらは日本のビジネスシーンに特化したモデルと言えます。

高性能モデルもありますが、上位モデルは作り込まれている反面、価格は割高です。
現在そちらは主力になっておらず、 ビデオカード搭載可能なモデルもありますが、ゲーミング PC という訳ではありません。
ただカスタマイズ(BTO)で選択できるパーツは、電機メーカーとしては豊富です。

国内メーカーらしく「ユーザーサポート」に優れており、マニュアルも詳細なものが用意されているため、初心者向けのメーカーでもあります。プリンターやスキャナでも大手です。

やや古いですが、エプソンについてメーカーの方に直接お聞きした話は以下をご覧下さい。

エプソンの担当者の方にお聞きした話


ソニー

独自評価個人向け △ ビジネス △ ノートPC △ ゲーミング × 価格 × カスタマイズ × デザイン ◎ サポート ?

日本の大手電機メーカーの1つ。ノートパソコンの VAIO(バイオ)シリーズを扱っています。
多彩なモデルがあり、ビジネス向けはもちろん、デザイン重視の女性向けや、映像視聴向けの AV 型などもありました。

しかし耐久性の評価が低く、OS(Windows)に独自に手を入れていたため、安定性に問題があり、ビジネス用途では敬遠されていました。
高級志向で高機能なモデルが多かった分、価格が高かっため、一般向けとしても苦戦、2014年2月にソニーはパソコン事業の売却を決定します

2014年7月、事業を引き継いだ「VAIO 株式会社」が設立され、VAIO は新たなスタートを切りました
企業納入向けのビジネスモデルを中心としており、個人向けは縮小していましたが、2018 年から個人を対象にした製品も登場させています。


最初に述べたように、パソコンは自分の用途に合わせたメーカーを選ぶことが大切です。
「自分はパソコンを使って何がしたいのか?」「買ったパソコンを主にどういう用途で使うのか?」
それが漠然としている人は、まずそこを考えましょう。

また基本として、大きさに余裕があるデスクトップの方が、ノートパソコンより性能が良く、同程度の性能なら価格が安くなります。
つまり持ち運ぶ必要がないならデスクトップの方が、ノートパソコンよりコストパフォーマンスに勝ります

持ち運びが必要な場合はノートになりますが、運びやすさを重視するのか、バッテリー駆動時間や処理性能を重視するのか、それともコストパフォーマンスか、用途をしっかり考えましょう
なお、モニター一体型の中身はノートパソコンと同等なので、性能的にはデスクトップではありません。

そしてデザインやサイズなども加味しつつ、自分に必要な特色を備えているメーカーの中から、予算に合ったものをチョイスするのが良いですね。

※独自評価は以下を基準にして付けております。
個人向け:モデルの豊富さ、デスクトップの有無、映像と音質、趣味や多用途への対応能力。
ビジネス:セキュリティや耐久力、携帯性など。個人向けのビジネスモデルで評価。
ノートPC:ノート PC の作りの良さ。薄さや軽さ、ノートとしての性能や使い勝手など。
ゲーミング:ゲーミングブランドの有無、ゲーム可能 PC の有無と性能、その方面への注力など。
価格:スペックに対する価格の安さ。コストパフォーマンス。
カスタマイズ:BTO の有無、選べるパーツや機器の豊富さ、最新パーツへの対応速度など。
デザイン:外見のデザインの良さ、その方面への注力度、高級感など。
サポート:サポートの評判、店舗サポートの有無、雑誌のランキング結果、受付時間の長さ。

 

パソコンのパーツの選択アドバイス

以下は、近年のパソコンの購入時に初心者の方がよく疑問に思う点をまとめたものです。
パソコンにあまり詳しくない方は参考にしてみて下さい。
解答は 2017 年時点を基準としています。

OS (Windows) ・OS(Windows)はどれを選べば良いの?

現在、最新のウィンドウズは「Windows 10」です。
ただ、長年「Windows 7」が愛用されてきたため、現在は 7 と 10 が共に使われている状態です。
Windows 8」はタッチパネル(直接触って操作できる画面)に最適化されていますが、その機能を含む Windows 10 への移行が進んでいます。

市場には「Windows 7」と「Windows 8」と「Windows 10が混在していて、2016 年まではそれぞれ愛用している人がいましたが、今はもう Windows 10 を選んでおくのが無難でしょう。

バージョンは、どれを選べばよいか解らない方は「Home Premium」(ホームプレミアム)を選んで下さい。
Professional」と「Ultimate」もありますが、これらは専門的なビジネス用の機能が盛り込まれたものであり、相応にパソコンやネットワークに詳しくないと使いこなせません。
少なくとも Windows のバージョンをどれにすれば良いか悩んでいるレベルの人が活用できるものではありません。
ただし Windows 7 の HomePremium は 2014 年 10 月に販売終了しているので、現在は Professional 版しかありません。

また、Windows には 32bit 版と 64bit 版があります。
これは周辺機器の対応と後述する「メモリ」の最大搭載量に影響します。

32bit 版は約 3GB までしかメモリを活用できないので、それ以上のメモリを搭載しても無駄になります。
しかし以前からあるタイプなので、古い周辺機器でも問題なく使えます。

64bit 版はメモリを多く活用できますが、新しいタイプなので対応していない古い周辺機器が使えない場合があります
しかし最近は 4GB 以上のメモリを搭載することが一般化しており、ビデオカードのメモリ(ビデオメモリ、VRAM)も増え続けています。
高性能なパソコンを使いたい人や、新しいビデオカードを搭載したい人は 64bit 版を選択して下さい。

よく解らない方は、今はもう 64bit 版を選んでおいて構いません。

64bit 版だと動かないソフトがあるという話もありますが、実際にはそうしたケースは、最近はまずありません。


Memory ・Intel の CPU と AMD の CPU、どっちが良いの?

CPU を作っている会社には、Core や Celeron を作っている Intel(インテル)社と、A10 や Ryzen などを作っている AMD 社があります。
他にもありますが、一般的なパソコンでは、ほぼどちらかのメーカーの CPU が使われています。

この2社は長年のライバルですが、常に Intel が一歩リードする状態が続いていました。
Intel 社の CPU は安定性が高く、性能も一回り上で、AMD はそれに対して価格を下げることで対抗していました。
AMD 社の CPU はどちらかと言うとマニア向けであり、あまり初心者向けではありません。

現在のパソコンの CPU は、Intel 社の「Core」というものが一般的です
安いパソコンには「Pentium」や「Celeron」という CPU が使われていますが、これらも Intel 製です。

AMD の CPU は失敗が続き、近年ようやく「A10」や「A8」という CPU が普及し始めましたが、性能は Core よりも低く、安価なパソコン向けです。
コストパフォーマンスは良く、「Ryzen」という新型も出ましたが、やはりまだマニア向けですね。

ただ、AMD は グラフィックカード(ビデオカード)の「RADEON」シリーズを製造しているメーカーでもあります。
そのため RADEON を搭載しているパソコンには、相性の良い AMD 社の CPU が使われるケースも多いです。
しかしこの場合でも、その意味や利点を理解している人向けと言えるでしょう。


Memory ・メモリはどのぐらいあれば良いの?
・デュアルチャネルって何?

メモリ」はパソコンが使うデータを一時的に記録しておく部分で、ここの性能が低いと長時間パソコンを使っている時や、負荷の大きいソフトを使っている時、たくさんのソフトを同時に使う時などに、動作が不安定になる場合があります。

現在最新のウィンドウズ「Windows 7」や「Windows 10」はメモリが 2GB 以上ないと快適に動かないとされているので、メモリは最低でも 2GB のパソコンがほとんどです。
一般的には 4GB から 8GB を搭載することが多く、これで特に不都合はありません。

メモリには DDR3DDR4 などの種類がありますが、使用する CPU とマザーボードによって決まります
最近のメモリは同じ製品を2枚1組で使う「デュアルチャネル」や、3枚1組で使う「トリプルチャネル」という技術で使うのが基本となっています。
よってメモリは2の倍数か3の倍数で搭載することになります。
メモリを4枚1組で使う「クアッドチャネル」も登場しています。

初心者の方はよく解らないと思いますが、種類は自由に選べるものではないし、一部の最上位モデル以外はデュアルチャネル(2枚1組)だと思っておけば良いでしょう。

デュアルチャネルの場合、メモリは2の倍数で搭載するため、「3GB 搭載」という選択は出来ません。
デュアルチャネルやトリプルチャネルの効果は使用するソフトウェアによって違い、普段はあまり影響ありませんが、ゲームや画像加工、動画編集などの重いソフトウェアを使用する時には影響が大きくなります。

メモリは「このぐらいあれば快適」という目安がなく、たくさん搭載しても効果を体感し辛いのですが、あればあるほど動作が安定するのは確かです。
ただ「どのぐらいが良いのか解らない」という人は、無理に増量する必要はないでしょう。
少ないと困りますが、普通は最初に用意されている量で問題なく、ハードに使うのでない限りそんなに大容量は要りません。


HDD ・ハードディスク(HDD)ってどのぐらいあれば良いの?
・SSD は使った方が良い?
・SSD ってすぐ壊れる?

ハードディスク(HDD)はデータを記録するパーツです。 
この容量が大きいほど、たくさんのデータを入れられます。

どのぐらい必要かは用途によるので、一概には言えませんが・・・
近年は一般的に、デスクトップパソコンなら 1TB(1000GB)、ノートパソコンなら 250GB~500GB 搭載をする場合が多いですね。
仕事で使うだけなら 100 GB でも十分と言えますし、最近の HDD は急速に大容量化が進んでいるので、それほど容量で困ることはなくなっています。

趣味で使うなら出来るだけ多い方が良いのですが、それでも 500GB~1TB あれば余裕と言えます。
ただし動画をたくさん集めたり、ビデオカメラで撮影した映像を入れたり、テレビの録画をしたい場合など、動画・映像を多く保存する場合には出来るだけ多くの容量が必要になります。
市販の「外付け HDD」を繋げて補う手もありますが。

HDD はパソコンの中でもっとも酷使されるパーツなので、耐久性も必要で、製品によって速度も違います。
ただ、このページで取り上げたような主要なパソコンメーカーなら、大手企業の定番のものを使っているので、製品の違いについて初心者の方があまり気にする必要はありません。

SSD は近年登場した、超高速のデータ記録装置です。
これを使うとパソコンの速度がかなり向上しますが、価格が高く、容量も少なめです。

一般の方は無理に SSD を使う必要はなく、マニアやゲーマー向けと言えるでしょう。
ただ、「小さい」「軽い」「衝撃に強い」「消費電力が少ない」「発熱も少ない」など多くの長所があり、特にノートパソコンでは利点が大きいです。
Windows の起動なども速くなるので、余裕がある人なら SSD の方が良いです。

SSD はデータの記録回数に上限があって、「将来必ず壊れる」という問題があります。
ただ、この話がヘンに一人歩きして、初心者の方の中には「SSD はすぐ壊れるんだ」と思っている人も多いようです。

実際には SSD の寿命は技術の改良によって向上していて、5年以上は普通持ちますし、最近は「10 年保証」のものも出てきています。
また、Windows 7 以降は SSD の寿命を出来るだけ延ばすような使い方をしてくれます。
初期の SSD は確かに色々と問題があったのですが、現在は「過剰に気にする必要は無い」と考えて良いでしょう。


電源 ・電源は出力が大きい方が良いの?
・大出力だと電気代多い?
・80 PLUS 認証って必要?

近年、注目を集めているのが「電源ユニット」。 パソコンに電気を供給する部分ですね。
このパーツは選べるメーカーと選べないメーカーがあります。
選べるかどうかは本体の大きさにも左右されます。

必要になる電源ユニットの大きさ(出力)は、使用されるパーツによって決まります
ですから BTO(ユーザーによるパーツ選択、カスタマイズ)での発注の場合、そのパソコンで可能な最大の構成に合わせた電源が最初から選ばれている事が多いです。
(選択したパーツに応じて、自動的に電源が変更される場合もあります)

基本的に、高性能なパーツは消費電力も大きいので、高性能なパソコンほど電源ユニットも高出力なものが必要になります
ただ、要は「出力が足りていれば良い」ので、必要以上に大容量のものを搭載する必要はありません。

ただし「パーツを追加する予定がある」「高性能なパーツに入れ替える可能性がある」という場合には、それを見越して大容量のものを選んでおく方が良いでしょう。
また、電源ユニットの出力は経年劣化によって徐々に落ちるため、出来れば大きめの出力の方が安心できます。
最近は品質が向上して、容量も大きめになっているので、劣化については昔ほど気にする必要はありませんが。

なお、パソコンは常にフルパワーで動いている訳ではなく、普段はパワーを抑えていて、その時は消費電力も低くなります。
決して「出力が大きい=常に消費電力が大きい」という訳ではありません

近年電源ユニットが注目されるようになったのは「80 PLUS 認証」というものが始まったからです。
これは「エコ・省エネの基準」で、この認証を受けているものは電気を効率よく使えるため、若干の省エネになります
だから認証を受けていた方が良いのですが、認証を受けるには色々と手続きも必要になるため、自社で電源を作っているメーカーだと「申請すれば認定されるけど、わざわざ認証を受けていない」という場合もあります。

電源ユニットのトラブルはパソコンの故障の原因として、もっとも大きなものの1つなので、大手メーカーほど電源の品質には気を配っています
よって特に国内の大手メーカーの場合は、80 PLUS 認証の有無に関わらず、電源ユニットの品質や耐久性は高いと考えて良いでしょう。


当サイトでは他にもレビューやインタビュー、パーツ解説などを行っていますので、そちらもご覧頂ければと思います。


PC ハードウェア 初心者の館 (初心者向けハードウェア解説)
PC ハードウェア 初心者の館 実機解説編 (レビューやインタビューを掲載)
3D グラフィックのゲームをやるためのパソコンアドバイス


最後に・・・ 少し「格安パソコン」について。

パソコン関連のサイトやレビューを行っているため、初心者の方から「このパソコンは良いでしょうか?」という形で「激安パソコン」の評価を聞かれる事があります。
小さなパソコンショップや個人運営のパソコン販売サイト、及び Yahoo オークションなどで売られているような、3万円や4万円で扱われているパソコンですね。

こうしたパソコンは確かにお得な構成になっていることもあります。
ただ、基本的に「性能の良いパーツ、品質の良いパーツは、値段も高い」です。
逆に言うと、「安いパソコンはどこかに値段を安くするためのしわ寄せが来ている」訳です。
安いなら安いなりの理由があります。 でないと売っている方だって赤字ですからね。

こうしたパソコンを「良いですか?」と質問されても、「良いです」とは答え辛いです。
なぜならどこに安物や中古が使われているか解らないからです。
中古パソコンの場合、ハードディスク(HDD)や電源ユニットには「経年劣化」がありますから、なおさら評価し辛いです。

もちろん品質は高いけど、型落ちして安くなったパーツを使い、コストパフォーマンスの良いパソコンを組み立てているところもあります。
ただ基本的に「格安パソコン」にはリスクがあると考えておくべきでしょう。

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