パソコン、ハードウェアってなに? |
基礎1:ハードウェアとパーツ
「パソコン」とは… コンピューターです。
通常の一人用コンピューターをパソコンと言い、パーソナル・コンピューター(個人用コンピューター)の略語です。
では「ハードウェア」(Hard Ware)とは何かというと、コンピューターという機械を構成しているパーツや機材などの総称です。
パソコンの本体や各部品など、物理的なマシンやパーツそのものを指します。
それに対し「ソフトウェア」(Soft Ware)というのがあって、これはコンピューターに記憶され、様々な作業を行うためのデータ(プログラム)の事です。
つまりソフトウェアに、物理的な形はありません。
そしてパソコンの性能を考える、つまりパソコンをハードウェアとして考える場合…
パソコンを1つのマシン(機械)として考えてはいけません。
パソコンはたくさんの部品、「パーツ」が組み合わさって出来ています。
そしてパソコンのパーツには「共通の規格」があって、それに沿っているものなら、どこの会社のものでも組み込むことができます。
そのためA社のパソコンとB社のパソコン、どちらも同じパーツが使われている、ということがよくあります。
この場合、ハードウェアとしての性能は同じになります。
また同じ会社のパソコンでも、時期によって使われているパーツが違う、ということがあります。
パソコンは技術の進歩が早く、新パーツがどんどん登場するため、同じ名前のパソコンでも細かく違ったりするのです。
知識のある人なら、パーツをお店で個別に買ってきて、自分で交換したり、組み立てることさえ可能です。
そのためパソコンの性能は、パーツ単位で考える必要があります。
パソコンが計算を行う速度は、主に「CPU」というパーツで決まります。
よって動作が速いか遅いかは、パソコンの名前ではなく、CPU の種類をチェックしなければなりません。
また電源を入れて立ち上がる速度や、データを記録する速度は、HDD や SSD というパーツが大きく影響します。
CPU が早くても HDD が遅い場合、動作速度にはムラがあるでしょう。
最新のゲームを快適に遊べるかどうかは、ビデオカード(グラフィック機能)に左右されます。
どんなパソコンの使っているのか人に伝える時には、「自分は○○社の△△というパソコンを使ってるんだ」ではなく、「○○社の△△というパソコンを使っていて、□□のパーツは☆☆で、■■のパーツは★★なんだ」というように、パーツ単位で説明を行う必要があります。
パソコンの性能を考えるなら、パソコンをパーツの集合体として考えましょう。
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