【 マザーボード チップセット一覧表 】


【 ノースブリッジ、チップセット 】
2009年以降(LGA 1366、LGA 1160、Core i 時代)
2008年以降(LGA 775、Core 2 Duo 対応時代)
2004年〜2006年(LGA 775、Pentium4 / PentiumD 時代)
2000年〜2004年(Socket 478、Pentium4 時代)

AMD 社のチップセット一覧

【 サウスブリッジ 】
サウスブリッジの一覧表(Intel / AMD 共通)


ノースブリッジ (チップセット)


Core i 対応 (CPU ソケット LGA-1366、LGA-1156、LGA-1155、LGA-1150) のチップセット
(2008年以降のマザーボード)
CPUソケット 対応CPU 対応メモリ メモリ数 USB
対応数
USB
3.0
SATA3
対応数
CPU内蔵
グラフィック
SRT オーバー
クロック
X58 LGA 1366 Core i7 900 DDR3-1066 3枚1組 × - - -
P55 LGA 1156 Core i7 800
Core i5
Core i3
DDR3-1333 2枚1組 14 × - - - -
H55 12 × - - -
H57 14 × - - -
Q57 14 × - - -
H61 LGA 1155 Core i7 2000
Core i5 2000
Core i3 2000
(Sandy Bridge)

Core i7 3000
Core i5 3000
Core i3 3000
(Ivy Bridge)
10 - - -
B65 14 2 - -
P67 14 2 - - -
H67 14 2 - -
Q67 14 2 - -
Z68 14 2 -
B75 DDR3-1600 12 4 1 - -
Q75 14 4 1 - -
Z75 14 4 2 -
Q77 14 4 2 -
H77 14 4 2 -
Z77 14 4 2
X79 LGA 2011 Core i7 3900/3800
(Sandy Bridge E)
4枚1組 14 3 - -
B85 LGA 1150 Core i7 4000
Core i5 4000
(Haswell)
2枚1組 12 4 4 - -
Q85 14 4 4 - -
Q87 14 6 6 -
H87 14 6 6 -
Z87 14 6 6
(項目解説)
・メモリ数 3枚1組は「トリプルチャネル」を使うものです。
2枚1組は「デュアルチャネル」です。
・USB2.0、3.0 USB ポートの最大数です。 この世代の USB は全て USB 2.0 以上です。
「利用できるが正式にサポートしていない」ものには ○ を付けています。
正式サポートしているものは、利用できるポート数を表記しています。
・SATA3 SATA3(SATA 6G)を利用できるスロット数です。
SATA2 までしか利用できないチップセットは - と表記しています。
・CPU 内蔵 VGA CPU に内蔵されたグラフィック機能を使用できるかどうかです。
・SRT 正式名は「スマート レスポンス テクノロジー」。
SSD と HDD を併用している時に、HDD の速度を高速化する技術。
・オーバークロック 正式名は「CPU パフォーマンス チューニング」。
マザーボードで正式に CPU のオーバークロックに対応する機能。
※この世代のマザーボードは全て PCI Express 2.0、SATA、クアッドコア対応です。
  X58 の USB や SATA、PCI Express の搭載数は、サウスブリッジによって異なります。
※この世代のマザーボードは、製品によって対応メモリなどが拡張されている場合もあります。
  よって上記の性能表記は、あくまで参考として考えてください。

ちょこっと追加解説】
X58 2008年の11月に登場した、Core i7 用のチップセット。
「メモリーコントローラー」と呼ばれるメモリを制御する機能が CPU 側に移動したため
メモリの使用効率が大幅に向上しています。
P55 2009年の10月に登場した、改良型の Core i7 と Core i5 用チップセット。
「グラフィックコントローラー」と呼ばれる、グラフィック機能を制御するシステムも
マザーボードから CPU 側に移行しました。
H55/H57/Q57 2010年1月に登場した、新型 CPU 用のチップセット。
新登場した「CPU 内蔵のグラフィック機能」を使えるようになっています。
H55 が安価版、H57 が通常版、Q57 が業務用の特殊機能追加版です。
P67/H67
Q67/B65
2011年1月から登場した、最新型 CPU 用のチップセット。
P67 は CPU 内蔵グラフィックに非対応だがビデオカードを2枚使用する技術に対応。
H67 は CPU 内蔵グラフィックが使用可能。 Q67 / B65 は業務用です。
Z68 2011年5月から登場した、P67 と H67 の統合型チップセット。
内蔵グラフィックが使用可能になっていてビデオカード2枚組もサポート。
HDD と SSD を組み合わせて HDD を高速化する「Smart Response Technology」、
動画編集支援機能「Quick Sync Video」などの機能も盛り込まれています。
X79 2011年11月に登場した、Sandy Bridge-E の CPU を使う X58 の後継チップセット。
メモリを4枚1組で使う「Quad Channel」(クアッドチャネル)に対応、メモリを高速化。
あまり知られていませんが、マザーボードの発熱も大幅に軽減されています。
Z68 にあった Smart Response Technology(SRT)や Quick Sync Video はなし。
7シリーズ 2012年に登場した、型番の2桁目が「7」のチップセット。
B75 は簡易型で、SATA3 のサポート数が少ないが価格は安め。
Q75 と Q77 は業務用で、ビジネス向けの省電力機能やサポートが付いている。
H77 は一般向け。 Z75 と Z77 はマニア向けで、CPU のオーバークロックをサポート。
HDD と SSD を組み合わせて HDD を高速化する技術(SRT)は「77」のみ対応。
8シリーズ 2013年に登場した、型番の2桁目が「8」のチップセット。
新型 CPU の Haswell を使う。 従来の CPU は使用できない。
B は簡易型、Q は業務用、H は一般、Z はマニア向けというのは今までと同じ。
HDD と SSD を組み合わせて HDD を高速化する技術(SRT)は「87」のみ対応。


Core 2 Duo 対応 (ソケット LGA 775 で Core 2 Duo 対応) のチップセット
(2006年〜2008年のマザーボード)
対応 FSB 対応 メモリ Quad
対応
最大
メモリ
VGA
オンボード
Q963 1066/800/533MHz DDR2 800/667/533 4GB なし
Q965 1066/800/533MHz DDR2 800/667/533 8GB なし
G965 1066/800/533MHz DDR2 800/667/533 8GB あり
X3000
P965 1066/800/533MHz DDR2 800/667/533 8GB なし
975X 1066/800MHz DDR2 667/533 × 8GB なし
G31 1333/1066/800MHz DDR2 800/667 8GB あり
X3100
G33 1333/1066/800MHz DDR2 800/667
DDR3 1066/800
8GB あり
X3100
G35 1333/1066/800MHz DDR2 800/667 8GB あり
X3500
P35 1333/1066/800MHz DDR3 1066/800
DDR2 800/667
8GB なし
Q33/35 1333/1066/800MHz DDR2 800/667 8GB あり
X3100
G41 1333/1066/800MHz DDR2 800/667
DDR3 1066/800
8GB あり
X4500
G43 1333/1066/800MHz DDR2 800/667
DDR3 1066/800
8GB あり
X4500
G45 1333/1066/800MHz DDR2 800/667
DDR3 1066/800
16GB あり
X4500HD
P43 1333/1066/800MHz DDR2 800/667
DDR3 1066/800
16GB なし
P45 1333/1066/800MHz DDR2 800/667
DDR3 1066/800
16GB なし
X38 1333/1066/800MHz DDR3 1333/1066/800
DDR2 800/667
8GB なし
X48 1600/1333/
1066/800MHz
DDR3 1600〜800
DDR2 800/667
8GB なし
nForce 570 SLI Intel 1066/800/533MHz DDR2 667/533/400 × 16GB なし
nForce 590 SLI Intel 1066/800/533MHz DDR2 800/667/533/400 16GB なし
nForce 650i 1066/800/533MHz DDR2 800/667/533/400 16GB なし
nForce 650i Ultra/SLI (最大1333MHz) DDR2 800/667/533/400 16GB なし
nForce 680i LT/SLI (最大1333MHz) DDR2 800/667/533/400 16GB なし
nForce 680i SLI SPP (最大1333MHz) DDR2 1200/800/
667/533/400
16GB なし
nForce 750i SLI (最大1333MHz) DDR2 800/667/533/400 8GB なし
nForce 780i SLI (最大1333MHz) DDR2 1200/800/667/533 8GB なし
nForce 790i SLI (最大1600MHz) 最大 DDR3 1333 8GB なし
nForce 790i Ultra SLI (最大1600MHz) 最大 DDR3 2000 8GB なし
GeForce7150 1333/1066/800MHz DDR2 800/667/533/400 16GB DX9
GeForce7050 1333/1066/800MHz DDR2 667/533/400 16GB DX9
P4M890 1066/800/533/400MHz DDR2 533/400
DDR 400/333/266/200
× 4GB DX6
(項目解説)
・Quad 対応 そのチップセットで、コアが4つあるCPU 「Core 2 Quad」 が使えるかどうかです。
「△」で表記しているもの(965 シリーズ)は、Core 2 Quad に対応しているマザーボードと
対応していないマザーボードの双方があります。
・VGA オンボード オンボードのグラフィック機能があるものは、その型番を表記しています。
X3100 と書いてあるものは、正式は「IGMA X3100」と言います。
性能的には、X3000=X3100<X3500<X4500 です。 詳しくは こちら を。
・nForce ○○ SLI GeForce 系のグラフィックカードを2枚使える「SLI」に対応しているものです。
*この世代のマザーボードは全て PCI Express、SATA2、デュアルコア対応です。
※この世代のマザーボードは、製品によって対応 FSB や対応メモリなどが拡張されている場合もあります。
  よって、上記の性能表記は参考として考えてください。

ちょこっと追加解説】
975X 2005年の後期に登場。 PCI Express x16 スロットを x8 スロット2本として使えるなど多少の違いがあるが、基本性能は 955X と違わない。
新型の CPU である「Core 2 Duo」を使用することが出来る。
Q/G/P965 2007年に登場した 945G/P の後継機。「Core 2 Duo」に正式対応。
「Core 2 Quad」 が使えるものもあるが、正式対応ではない。
G型はオンボードのグラフィック機能があり、P型にはない。
Q型はビジネスパソコン用のもので、いくつかの機能が省かれている。
Q963 はさらに機能を一部削除した廉価版だ。
P35
G35/33/31
Q33/35
X38
「P35」は2007年後期に登場した新型のメモリ「DDR3」と、FSB 1333MHz に対応した新しいマザーボード。
しかし DDR3 メモリは価格が高すぎて普及が遅いため、G35 や Q35 などではサポートされなくなっており、バージョンによって対応がまちまちだ。
「Core 2 Quad」(コア4つ)には正式対応している。
G型はオンボードのグラフィック機能があり、P型にはない。
Q型は企業向けの廉価版。 X型は上位版で高性能だが値段も高い。
X48 FSB 1600 MHzに対応した、新型の高性能型チップセット。
X38 の上位型で、高性能・高価格な CPU を使用できるが値段は高い。
nForce
SLI Intel
nForce SLI シリーズは、nVidia 社のグラフィックカード(GeForce)を2枚取り付ける「SLI」という技術に対応しているもの。
バージョンによって対応しているグラフィックカードに違いがある。


Pentium4/Celeron D 対応 (PCI Express、CPU が LGA 775 対応) のチップセット
(2004年〜2006年ごろのマザーボード)
対応 FSB 対応 メモリ PCI
Express x16
デュアルコア
対応
ATA
接続
最大
メモリ
VGA
オンボード
910GL 533MHz DDR 400/333 × × SATA 2GB あり
915GL 800/533MHz DDR 400/333 × × SATA 2GB あり
915PL 800/533MHz DDR 400/333 × SATA 2GB なし
915GV 800/533MHz DDR2 533/400
DDR 400/333
× × SATA 4GB あり
915G 800/533MHz DDR2 533/400
DDR 400/333
× SATA 4GB あり
915P 800/533MHz DDR2 533/400
DDR 400/333
× SATA 4GB なし
925X 800MHz DDR2 533/400 × SATA 4GB あり
925XE 1066/800MHz DDR2 533/400 × SATA 4GB なし
945G 1066/800/533MHz DDR2 667/533/400 SATA2 4GB あり
945P 1066/800/533MHz DDR2 667/533/400 SATA2 4GB なし
955X 1066/800MHz DDR2 667/533 SATA2 8GB なし
SiS649 800/533/400MHz DDR2 533/400
DDR 400/333
(DDR1でのデュアルチャンネル非対応)
SATA 2GB なし
SiS656 800/533/400MHz DDR2 667/533/400
DDR 400/333
× SATA 4GB なし
PT880 Pro 1066/800/533MHz DDR2 533/400
DDR 400/333

(AGPもあり)
× SATA 4GB なし
nForce4
SLI
1066/800/533
/400MHz
DDR2 667/533/400 SATA2 16GB なし
nForce4
Ultra
1066/800/533MHz DDR2 667/533 SATA2 16GB なし
RADEON
Xpress
200/1100/
1150/1600
1066/800/533
/400MHz
DDR2 667/533/400
DDR 400/333
SATA 4GB あり
480X
CrossFire
(最大1066MHz) DDR2 667/533/400
DDR 400/333
SATA 4GB あり
(項目解説)
・対応FSB そのチップセットで使用可能な CPU や メモリ のFSBです。
FSB については こちら で解説しています。
・対応メモリ 使用可能なメモリの種類です。使用可能なうちで、最も高性能のものを記載しています。
・PCI Express x16 PCI Express 用のグラフィックカードを付けるための スロットの有無です。
もちろん、ないと PCI Express のグラフィックカードは付けられません。 詳細は こちら を。
・デュアルコア対応 デュアルコアという、コア(中心処理部)が2つある CPU を使えるかどうかです。
・ATA 接続 最新のマザーボードはすべて ATA133 です。
また、「シリアルATA(SATA)」か「シリアルATAU(SATA2)」に対応しています。
・最大メモリ メモリをいくつまで搭載できるかです。 これ以上はメモリを付けても、無効です。
・VGA オンボード グラフィック機能がオンボードかどうかです。
オンボードならグラフィックカードがなくても画像などが表示できます。 詳細は こちら を。
※新しいマザーボードは全て、ハイパースレッディングやデュアルチャンネルに対応しています。
 また、USB は全て 2.0 です。
※製品によっては、対応FSBやメモリが広くなっているなど、独自の調整がされているものもあります。

ちょこっと追加解説】
955X 2005年前期に登場。 デュアルコア CPU を使える新世代機として登場した。
ただし後に発売された「Core 2 Duo」には対応していない。
945G/P 955X の廉価型。 安くて デュアルコア CPU が使えるお得なマシンとして登場。
Core 2 Duo は一応動くが、Intel 社の公式サポート外。(動かないものもある)
最大搭載メモリがやや低いが、基本性能は 955X と大差はない。
安い CPU「Celeron D」を使うために FSB 533 MHz に対応しているが、「Pentium EE」には未対応。
G型 にはオンボードのグラフィック機能があり、P型 にはない。
RADEON
Xpres
ATI社のグラフィックカード(RADEON X300)をオンボードのグラフィック機能にしているマザーボード。
最初の名前は RADEON Xpress 200 で、後に Xpress 1100/1150 に改名になった。
Xpress 1150 は ATI社のビデオカード(RADEON)を2枚取り付ける CressFire という技術に対応している。
Xpress 1600 は 1150 の新型。


Pentium4/Celeron 対応 (CPU の Socket 478) チップセット
(2000年〜2004年のマザーボード)
対応 FSB 対応 メモリ デュアル
チャンネル
AGP
スロット
ATA
接続
USB VGA
オンボード
HT
845D 400MHz DDR 266/200 × 100 1.1 なし ×
845G 533/400MHz DDR 266/200
SDRAM 133
× 100 2.0 あり ×
845GL 400MHz DDR 266/200
SDRAM 133
× × 100 2.0 あり ×
845GV 533/400MHz DDR 266/200
SDRAM 133
× × 100 2.0 あり
845E 533/400MHz DDR 266/200
SDRAM 133
× 100 2.0 なし ×
845GE 533/400MHz DDR 333/266 × 100 2.0 あり
845PE 533/400MHz DDR 333/266 × 100 2.0 なし
848P 800/533/400MHz DDR 400/333/266 × 100 2.0 なし
850E 533/400MHz RD-RAM 800-40 × 100 1.1 なし
865G 800/533/400MHz DDR 400/333 SATA/100 2.0 あり
865GV 800/533/400MHz DDR 400/333 × SATA/100 2.0 あり
865PE 800/533/400MHz DDR 400/333 SATA/100 2.0 なし
865P 533/400MHz DDR 333 SATA/100 2.0 なし
875P 800/533MHz DDR 400/333 SATA/100 2.0 なし
SiS650 400MHz DDR 266
SDRAM 133
× 100 1.1 あり ×
SiS651 533/400MHz DDR 333/266/200
SDRAM 100/133
× 133 2.0 あり ×
SiS645DX 533/400MHz DDR 333/266/200 × 133 1.1 なし ×
SiS648 533/400MHz DDR 333/266/200 × 133 2.0 なし ×
SiS648FX 800/533/400MHz DDR 400/333/266/200 × 133 2.0 なし
SiS661FX 800/533/400MHz DDR 400/333/266 × SATA/133 2.0 あり
SiS655
FX/TX
800/533/400MHz DDR 400/333/266 SATA/133 2.0 なし
P4M266 400MHz DDR 266/200
SDRAM 133/100
× 100
(133もあり)
1.1 あり ×
P4X266A 533/400MHz DDR 266/200
SDRAM 133/100
× 100
(133もあり)
1.1 なし ×
P4X400 533/400MHz DDR 333/266/200 × 133 2.0 なし
PM800 800/533/400MHz DDR 400 × SATA/133 2.0 あり
PT800 800/533/400MHz DDR 400 × SATA/133 2.0 なし
PM880 800/533/400MHz DDR 400 SATA/133 2.0 あり
PT880 800/533/400MHz DDR 400 SATA/133 2.0 なし
(項目解説)
・対応FSB そのチップセットで使用可能な CPU や メモリ のFSBです。
FSB については こちら で解説しています。
・対応メモリ 使用可能なメモリの種類です。使用可能なうちで、最も高性能のものを記載しています。
・デュアルチャンネル 同じ性能のメモリを2枚セットで使うことで、データの処理速度をアップさせる技術です。
・AGP スロット グラフィックカードを付けるための AGP スロットの有無です。
もちろん、ないと AGP のグラフィックカードは付けられません。 詳細は こちら を。
・ATA 接続 ハードディスクなどを接続するための ATA スロットの速度です。
数値が大きいほど性能がよいです。 詳しくは こちら を。
シリアルATAにも対応しているものは「SATA」と表記しています。
・USB USB 接続には、旧タイプの 1.1 と新タイプの 2.0 があります。
2.0 の方が、データの転送速度が速いです。
・VGA オンボード グラフィック機能がオンボードかどうかです。
オンボードならグラフィックカードがなくても画像などが表示できます。 詳細は こちら を。
・HT
(ハイパースレッディング)
CPU の処理速度を高速化する技術です。
対応している CPU を取り付ければ処理速度がアップします。


(AMD 社 CPU(Athlon や Phenome)対応チップセット)
サウスブリッジ VGAオンボード VGA2枚
使用対応
GeForce 6100/6150 nForce 430/410 あり ×
GeForce 7025/7050PV nForce 630a あり ×
nForce 500 (一体型) なし ×
nForce 500 SLI (一体型) なし
nForce 550 (一体型) なし ×
nForce 560 (一体型) なし ×
nForce 570 SLI (一体型) なし
nForce 570 Ultra (一体型) なし ×
nForce 590 SLI SPP nForce 590 SLI MCP なし
nForce 720D (一体型) なし ×
nForce 750a SLI (一体型) あり
nForce 780a SLI (一体型) あり
GeForce 8200 (一体型) あり
GeForce 8300 (一体型) なし
nForce 980a SLI (一体型) あり
RADEON Xpress1100 for AMD IXP 400 あり ×
RADEON Xpress1150 for AMD IXP 400 あり ×
480X/580X CrossFire SB 600、IXP 450 なし
AMD 690V/G SB 600 あり ×
AMD 740 G SB 700 なし ×
AMD 770 SB 600 なし ×
AMD 780 V SB 700 あり
AMD 780 G SB 700 あり
AMD 790 X SB 600 なし
AMD 790 GX SB 750 あり
AMD 790 FX SB 750/SB 600 なし
AMD 870 SB 850 なし ×
AMD 880G SB 850 あり
AMD 890GX SB 850 あり
AMD 890FX SB 850 なし
AMD 970 SB 950 なし ×
AMD 990X SB 950 なし
AMD 990FX SB 950 なし

(項目解説)
※ AMD のマザーボードの CPU とメモリ関連の性能は、製品によってそれぞれ異なります。
よって、使える CPU やメモリはチップセットだけでは判断が出来ません。
・VGA オンボード グラフィック機能がオンボードかどうかです。
オンボードならグラフィックカードがなくても画像などが表示できます。 詳細は こちら を。
ただし製品によっては、内蔵グラフィック機能が使用できないものもあります。
・VGA2枚使用 グラフィックカードを2枚う技術に対応しているかどうかです。
nForce なら GeForce 系のカードを2枚使う「SLI」対応です。
「CrossFire」 は、RADEON 系のカードを2枚使います。

(AMD 社 の A シリーズ対応チップセット)
PCI Express
最大数
SATA
最大数
SATA 6G
対応数
USB 2.0 USB 3.0
A55 4 6 × 14 ×
A75 6 6 10 4
A85X 8 8 10 4

製品によっては、表の通りの性能になっていない場合や、メーカー独自の機能が追加されている場合もあります。



サウスブリッジ


枠の色が黄色は Intel 社の CPU(Core や Pentium など)のマザーボードで使われているもの、
は AMD 社の CPU(Athlon など)のマザーボードで使われているもの、
オレンジは双方で使われているものです。

近年のインテル社の CPU はノースブリッジとサウスブリッジが再統合されたため、
サウスブリッジは存在しません。

サウスブリッジの
名前
使用可能な
ノースブリッジ
PCI Express
最大数
PCI スロット
最大数
SATA
最大数
SATA
最大速度
USB 2.0
最大数
Ethernet
最大速度
HD Audio
対応
ICH5 865、875 未対応 6 2 1.5G 8 10/100M ×
ICH5R 未対応 6 2 1.5G 8 10/100M ×
ICH6 910、915
925
4 6 4 1.5G 8 10/100M
ICH6R 4 6 4 1.5G 8 10/100M
ICH7 945、955
975、41
4 6 4 3G 8 10/100M
ICH7R 6 6 4 3G 8 10/100M
ICH7DH 6 6 4 3G 8 10/100M
ICH8 965 6 4 4 3G 10 1G
ICH8R 6 4 6 3G 10 1G
ICH8DH 6 6 6 3G 10 1G
ICH9 33、35、38
48
6 4 4 3G 12 1G
ICH9R 6 4 6 3G 12 1G
ICH10 43、45
55、57、58
6 4 6 3G 12 1G
ICH10R 6 4 6 3G 12 1G
IXP 400 RADEON Express
1100/1150
2 5 4 1.5G 8 なし ×
IXP 450 CrossFire Xpress
1600/3200
480X/580X
2 5 4 1.5G 8 なし
SB 600 CrossFire Xpress
3200/580X
AMD 690/770/790
4 6 4 3G 10 なし
SB 700/710 AMD 740/780 ? ? 6 3G 12 なし
SB 750 AMD 790 ? ? 6 3G 12 なし
SB 850 AMD 800 台 2 ? 6 6G 2.0x14
3.0x2
--
SB 950 AMD 900 台 4 ? 6 6G 2.0x14
3.0x4
--
VT8237R PT880、K8T880
P4M890、K8T890
未対応 6 2 1.5 8 10/100M ×
VT8237A 未対応 6 2 1.5 8 10/100M
VT8251 K8M890 2 6 4 1.5G 8 1G
SiS964 SiS 955/755/961 未対応 6 2 1.5G 8 10/100M ×
SiS965 SiS 949/956/756
SiS 761 GL
2 6 2/4 1.5G 8 ものによる ×
SiS966 SiS 761 GX 2 6 4 1.5G 8 1G

(項目解説)
・PCI Express 最大数 使用可能な PCI Express スロットの最大数ですが、正確には「レーン数」と言います。
通常は1レーンで1スロットですが、PCI Express x16 スロットの場合、
1つのスロットにたくさんのレーンを割り当てて、通信速度を向上させることが可能です。
・SATA最大数/通信速度 シリアルATA のコネクタの最大数と対応です。 1.5G と 3G があります。
・Ethernet 最大速度 付属している通信回線用のコネクタが、どの速度に対応しているかです。
付いていないものは、別に通信用の拡張カードを装着する必要があります。
・HD Audio 対応 オンボードの新しいサウンド機能で、2004年頃から登場しました。
対応していれば最大8チャンネルのサウンドを楽しむことができ、音質も向上しています。
・ICH の R 付きのもの 複数の HDD を使う技術 RAID に対応していることを表します。
nVIDIA 社が開発している「nForce シリーズ」というサウスブリッジもあるのですが、これはほとんどノースブリッジとサウスブリッジがセットになっていて、種類も大量にあり、あまり一般的でもないので、表記は省いています。

ただし、表に書いているサウスブリッジの性能・・・ 例えば PCI スロットの最大数は、あくまでそのサウスブリッジが処理できる最大数であって、実際の製品にこの数と同じだけの PCI スロットが付いているとは限りません。
実際のスロットの数はマザーボードによってまちまちなので注意してください。

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