【ちょこっと追加解説】 |
X58 |
= |
2008年の11月に登場した、Core i7 用のチップセット。
「メモリーコントローラー」と呼ばれるメモリを制御する機能が CPU 側に移動したため
メモリの使用効率が大幅に向上しています。 |
P55 |
= |
2009年の10月に登場した、改良型の Core i7 と Core i5 用チップセット。
「グラフィックコントローラー」と呼ばれる、グラフィック機能を制御するシステムも
マザーボードから CPU 側に移行しました。 |
H55/H57/Q57 |
= |
2010年1月に登場した、新型 CPU 用のチップセット。
新登場した「CPU 内蔵のグラフィック機能」を使えるようになっています。
H55 が安価版、H57 が通常版、Q57 が業務用の特殊機能追加版です。 |
P67/H67
Q67/B65 |
= |
2011年1月から登場した、最新型 CPU 用のチップセット。
P67 は CPU 内蔵グラフィックに非対応だがビデオカードを2枚使用する技術に対応。
H67 は CPU 内蔵グラフィックが使用可能。 Q67 / B65 は業務用です。 |
Z68 |
= |
2011年5月から登場した、P67 と H67 の統合型チップセット。
内蔵グラフィックが使用可能になっていてビデオカード2枚組もサポート。
HDD と SSD を組み合わせて HDD を高速化する「Smart Response Technology」、
動画編集支援機能「Quick Sync Video」などの機能も盛り込まれています。 |
X79 |
= |
2011年11月に登場した、Sandy Bridge-E の CPU を使う X58 の後継チップセット。
メモリを4枚1組で使う「Quad Channel」(クアッドチャネル)に対応、メモリを高速化。
あまり知られていませんが、マザーボードの発熱も大幅に軽減されています。
Z68 にあった Smart Response Technology(SRT)や Quick Sync Video はなし。 |
7シリーズ |
= |
2012年に登場した、型番の2桁目が「7」のチップセット。
B75 は簡易型で、SATA3 のサポート数が少ないが価格は安め。
Q75 と Q77 は業務用で、ビジネス向けの省電力機能やサポートが付いている。
H77 は一般向け。 Z75 と Z77 はマニア向けで、CPU のオーバークロックをサポート。
HDD と SSD を組み合わせて HDD を高速化する技術(SRT)は「77」のみ対応。 |
8シリーズ |
= |
2013年に登場した、型番の2桁目が「8」のチップセット。
新型 CPU の Haswell を使う。 従来の CPU は使用できない。
B は簡易型、Q は業務用、H は一般、Z はマニア向けというのは今までと同じ。
HDD と SSD を組み合わせて HDD を高速化する技術(SRT)は「87」のみ対応。 |